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HPリニューアル

とみおか内科クリニックのホームページが新しくなりました。

平成28年7月1日

 

2016年07月01日

初めまして!

みなさん、こんにちは \^-^/  
クリニックのホームページをリニューアルして、はや4か月が経ちました。
その間「ホームページ見てきました。」という新患さんもちらほら ^0^
クリニックをより身近に感じていただくために、こちらのブログも随時アップしていきますので
どうぞよろしくお願いいたします m(--)m
平成28年11月1日

 

2016年11月01日

イギリスとの交流2016

みなさん、こんにちは \^-^/
平成28年10月28日(金)にイギリス、ヨーク病院、リーズ大学病院から医師2名、看護師1名を招聘し 合同研修会が行われました。
クリニックとヨーク病院は、15年に亘り交流を続けています (^^)
今回は高齢糖尿病患者さんのケアを中心に、妊娠糖尿病、医療費について、検査についての ディスカッションが行われました
。 通訳の佐伯さんに毎度お世話になっているのですが、ちょっと時間も限られており、 スタッフみんな、必死で送る資料やスライドをできる限り、ナント!
英訳して臨んだのです!! がんばりました (;’∀’)・・・☆彡
そのせいもあって、こちらの現状をよ~く?理解されて、アドバイスをいただけました (^^)
翌日、医療者向け研修会「糖尿病診療 up to date」が香川県社会福祉センターで 行われたのですが、
Dr。ジェニングスの言葉には、今回もしびれました~((´∀`*)) 《その中から抜粋》 「2型糖尿病は進行していく病気です。
健康に1番良い血糖を下げる方法は、 薬を使わず、体重を落とすことです。その方法は 食事によるダイエット。 物理的に体を動かすこと。  
⇒はい、当然のことですが、Dr.ジェニングスが言うと素晴らしい健康法に聞こえる。
血糖管理について、合併症のリスクがあることを絶えず認識させる必要があります
。 ⇒これは患者さんへの愛の言葉です(^^) 治療は患者を中心としたものでなければなりません
。患者個々の価値に対応していかなければなりません。 患者自身が自分でコントロールできるように。
高齢者には残った人生のクオリティを下げないように。」と。こうして文章にしてみると・・・
なーんだクリニックでやっていることではありませんか~((´∀`*))
きっと15年の交流の中で、お互いに感化されながら意識を高め合ってきたので 同じような感覚が育っているのでしょうね。
ちょっと嬉しいような交流会でした。
平成28年11月15日(看護師 Gの独り言)

2016年11月15日

クリニックの掲示について

こんにちは!
2017年もスタートして早1か月が過ぎました。
今年から毎月スタッフがブログを更新しいろんな情報を発信していきます★
記念すべき2017年最初のお題は・・・クリニック内の掲示物についてです!
定期通院されている患者さんはご存知の方も多いかと思われますが、玄関前や受付前、待合の窓のスペースにある飾りは
実は冨岡先生の奥様がセレクトしてくださっています。
ちなみに今月(2月)は「マラコイデス」という可愛らしいピンクのお花が飾られています。
いつもこの窓のスペースには可愛い雑貨や置物が置かれていることが多いのですが今月は生のお花ということで
新鮮でなんだか眺めているだけで元気が出ます♪ちなみに「マラコイデス」の花言葉は「運命を開く・素朴・気取らない愛」
なんだそうです。
それから皆さんが受付をするスペースにも飾りがいくつかありますが、通院されている患者さんの作品が飾られている時が
あります。心のこもった作品で受付に癒しのスペースが出来、スタッフはもちろん、来る人みんなを笑顔にしてくれる物です(*^^*)
また、中待合のポスター掲示も毎月テーマをスタッフがそれぞれ考え作っているものです。
このようにクリニックの中の掲示物は色々な物がありますので、クリニックにお越しの際はぜひ色んな所に注目して見てくださいね!
では、また来月のブログをお楽しみに・・・(^^)
(スタッフI)

2017年02月09日

糖尿病と花粉症

こんにちは(^・^)

あたたかな季節、春がやってきました♪
日差しが力強くなり、鳥のさえずりが聞こえ、梅や菜の花が咲き誇る素敵な季節ですが
花粉症の方にはつらい時期ですよね。

いまや、国民の3人に1人は花粉症と言われています。
糖尿病患者さんの中にも花粉症に悩まされているという方や、最近花粉症を発症したという方も
おられるのではないでしょうか。

花粉症の症状には主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがあり、
ごくまれに喘息に似た症状もみられます。
花粉症はとてもつらいので、お薬を使う方も少なくありません。

アレルギー治療で使用される、ステロイドが含まれる薬は血糖を上げる副作用があります。
糖尿病の方はぜひ、糖尿病の主治医に相談しましょう。
糖尿病の主治医以外の医師に花粉症の薬を処方してもらう際も、
血糖値の推移やどのような薬を服用しているかを必ず伝えるようにしてくださいね(*^▽^*)

血糖値コントロールの為にも内服を始めた際は必ず、糖尿病の主治医に相談し、
花粉症に負けず、素敵な春を過ごしましょう♪

クリニックにも手作りポスターを貼っていますので、
おいでの際にはぜひご覧ください(*^^*)

スタッフN

2017年03月01日

「患者さんにとってクリニックが役に立つ働き方」について考えること

最近「患者さんにとってクリニックが役に立つ働き方」について考えることが多くなっています。
医療行政上は、高度医療を担当する病院のベッド数削減がすでに決まっています。
また病院勤務の専門医を少なくして、診療所の医師は全てかかりつけ医とする方向に動いています。
しかしながら、患者さんの専門医(医療)志向はますます強くなっています。

糖尿病患者さんの状況や希望と医療費や医療スタッフ、医療施設の事情を考えたとき、
もはや理想だけを語ることは許されない現状があります。
また医療行政の方向性と患者さんの希望との違いを考えると、私たちのような専門クリニックは矛盾の中で働くことになります。  
今後の方向性を考えるため、昨年は英国から糖尿病専門医2人と糖尿病専門看護師の指導者を招聘し、
2日間にわたって講演と話し合いの時間を持ちました。
さらに今年の英国研修では、糖尿病センターだけでなく一般医や施設も訪問して、色々な立場の人たちと話し合う時間を持つ予定です。
英国のシステムは厚労省が参考や目標にしているものです。
患者さんの満足度が高い英国の医療や福祉の中における糖尿病センターの働き方を参考にして、私たちの役割を考えたいと思います。
超強行軍の研修ですが、彼らが解決できたこと、残されている問題をきちんと見て、日本に合った方向性を見出したいと思っています。

院長 冨岡幸生

2017年04月10日

英国研修報告

こんにちは! ヨーク糖尿病センターとの交流は院長とDr.ジェニングスの絆により始まり、
コメディカルの交流として10年以上続いている学びの時間です。
患者さんの満足度が高い英国の医療や福祉の中における糖尿病センターの取り組みや歴史に触れ、
ずっと患者さんのために考えられていることを感じます。5月2日の仕事を終えてサンライズ瀬戸で出発しました。
移動と2日間の研修といったタイトなスケジュールでしたが、患者さんに迷惑をかけないようにという想いで
5月7日には高松に帰ってきました。院長の言うように超強行軍の研修でした(^^;)
今回は、糖尿病センターだけでなく一般医GPや病院から自宅へ帰る前のリハビリ施設なども訪問して、
色々な立場の人たちと話し合う時間が持てました!(^^)!イギリスの医療制度は日本と異なり、
国民は皆、地域の一般医GPに登録されており、医療は税金で賄われています。
そして、インスリンや足のケアなど専門的な治療が必要になると糖尿病センターに紹介され、
治療を受けながら教育プログラムを受けるようになります。日本では誰でも自分が治療を受けたい医師のところで受診できますが、
イギリスでは地域で決まっています。(ただ、地域の中での選択は少しあるように聞きました。また、私立の有料医療機関もあるようです。)
ほとんど国民は登録されたGPで健康を管理されています。
必要な医療は必要な人に必要に応じて与えられ展開されています。すっきりと合理的です。
ヨークの街並みはすごく落ち着いた英国らしい雰囲気があり、心を癒します。私の見たヨークをシェアしますね。(看護師N)



 

2017年05月22日

人は見た目?

テレビや雑誌に登場するイ ケ メ ン
「イケメン」とは見た目が魅力的な男性のことを言います。

数年前の休日、私は急にお腹が痛くなって近所の医療機関を受診しました。診察を受けたところ「虫垂炎」と診断され、その日に紹介された病院で手術を受けることになったのです。
紹介先の病院に到着し検査と診察を終えると、人生初の手術室に入ります。そこで私を待ち受けてくださっていたのは、若くて爽やかなキラキライケメン先生!ここが病院ではなく別の場所なら幸運だと思えたことでしょう。しかし、このときばかりは、この境遇を全く喜べません。
もちろん先生は、そんな私の心情などかまうはずもなく手術の前準備が始まりました。のどに管を通すのですが、これが苦しくて苦しくてのみ込めず、痛みと嗚咽に耐える私の形相は・・・想像したくもありません(涙) その後すぐに麻酔の点滴が始まって眠ることができたのが救いでした。

「人は見た目が9割」というタイトルの本があるほど、人は見た目に左右されます。容姿に惹かれたり、魅了された経験は多くの人が持っているのではないでしょうか。
しかし、医療の場において望むことは何よりも「安心できること」に尽きると思いました。

そう、T先生のような・・・(^^)
(スタッフF)

2017年06月05日

地震災害に備えていますか?

 先日、地震災害に関する研修に参加してきました。
 今回は医療従事者としての内容がメインでしたが、実際に熊本・大分地震で糖尿病療養支援活動をされた認定看護師さんより話がありました。
震災直後から現地にボランティアとして行くまでの登録・準備・実際の活動内容・注意すべき事・今後の課題など細やかな研修内容でした。
現場での被災された方の言葉・思いなども聞かせていただきました.
 今後、起こりうる可能性の高い南海トラフ巨大地震に、今出来ること・準備しておくこと、そして災害時にどのようなことが起こりうるかを考え、
備える事の大切さを改めて実感しました。
 クリニックでも、糖尿病の患者さんにお渡しできる災害に関するパンフレットがありますので必要な方がいらっしゃれば診察に来られたときに声をかけてくださいね。
 また、疑問・質問(こんな時はどうしたら?など)あれば相談してください。

 *いざという時の為に、糖尿病手帳・お薬手帳は常に携帯しておきましょう。
 *水・食料・薬を最低3日分は常備しておきましょう。
 *震災発生数週間は高血糖より低血糖が増加したというデータがありましたので、ブドウ糖の携帯も忘れずに。

                                                  (平成29年7月 看護師 M)

2017年06月30日

食べよう会

夏本番を迎え、暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
今回は、先日行われた「食べよう会」のことを書こうと思います。
「食べよう会」はクリニックの患者会で行われる行事の一つで、7月某日は歴史ある料亭で開かれました。いつもは年明けにこの場所で行われますが、今年は初めて夏の開催です。季節が変わり、どんなお料理が出てくるかワクワクドキドキ(^_^)お料理は、当院の管理栄養士と料理長さんが、糖尿病の患者さんでも美味しく、安心して召し上がっていただけるように、何度も話合いを重ねメニューを決めています。この日のメニューは先付、お造り、椀物、揚げ物、炊き合わせ、ご飯、デザート。どれも色鮮やかで涼しげで、料理長さんの腕が光ります☆☆彡中でも、夏野菜のナスや南京、エンドウ、トマトが冷たい器に盛られた冷製炊き合わせは、この暑い季節にピッタリ!もろこしご飯は、とうもろこしのほんのりとした甘さが感じれられる優しいお味。「もっと食べたいな・・・。」(*^_^*)という声もちらほら聞かれました。全て食べるとエネルギー771Kca、l食塩4.5 g。通常の会席だと1500kcal以上、食塩10g近くありますから、今回のお料理が低カロリーであることがよーく分かります。この会を楽しみに来られる患者さんも多く、毎回50名近くの参加があります。歴史が感じられる建物、手入れの行き届いたお庭やお部屋、最高のおもてなしのなかでのお食事は、私にとって至福の時間。普段あまり話す機会のない患者さんとも、食べ物の話で盛り上がります(^^)vお食事半ばで、冨岡先生から、糖尿病治療に関するきちょーなお話しもあり、治療等で分からない事があれば、その場でスタッフに聞く事も出来ます。同じ糖尿病をもつ患者さん同士、またスタッフと一緒に、普段クリニックでは得られない情報と美味しいお料理を食べに来てみませんか?
次回開催は10月28日の「歩こう会」で小豆島に行きます。皆様のご参加をお待ちしています!

 

                                                               (平成29年8月 食いしん坊S)

2017年08月01日

稲刈り


「山の日」で3連休になった週末、実家に稲刈りを兼ねて里帰りしました。数十年ぶりの稲刈りで張り切っていたものの慣れない農作業に四苦八苦しました。稲刈りには父母、弟と甥っ子、主人と次男、親戚の叔母、私の総勢8人集まりましたが、戦力になったのは(*_*;。次男と甥っ子は田んぼの中で虫(カマキリ、カエル、トカゲ、カニ、トンボ)を見つけて大はしゃぎして、少しだけ稲刈りを体験しました。あとは日陰で水分補給と母の話し相手になっていました。私の実家では、刈り取った稲の束を木で組んだ棒にかけて乾かし、その後、脱穀する方法を昔ながらに続けています。(そうすると、お米が甘くなるそうです。)この稲の束をかけていくのが私たちの仕事でしたが、単純作業なのに重労働でした。
稲刈り二日目の朝には、起きようとすると全身が重く体が動きませんでした。次男は甥っ子が昨日帰ってしまったので遊び相手もいなく、渋々と田んぼへ行ってはみたものの、昨日にもまして日陰で休憩タイムが続きました。孫に寄っていくかのように父母も休憩時間が長くなっていきました。手伝いの叔母も欠席で主人と私で慣れない作業を無言のまま黙々とこなし続けました。
午後からは、猫の手くらいの手伝いだった次男が家で高校野球のTV観戦をする事になりました。父母、主人と私の4人で先祖のお墓の下にある田んぼの稲刈りを始めました。お墓を見上げながら、「きっと曾祖母、祖父母、は私たちの稲刈りの様子を見ながら笑っているだろうな。」と思いながら、家族で一緒に過ごした子供の頃を懐かしく思い出しました。稲刈りが終わったのは夕方遅くでした。留守番をした次男と、海水を利用してつくられたプールに行きました。このプールが疲れた体にはとても気持ち良く、窓からは太平洋が一望できました。中庭ではカツオの藁焼きをしていました。お腹を空かせて家に帰ると、父母は孫のために刺身、魚のすり身の天ぷら、畑で採れたばかりの夏野菜を料理して待ってくれていました。「いつも、お父さんと二人でご飯も静かやけど、みんなと一緒に食べるとおいしいね。また、来年も稲刈りを手伝い来てね。」と楽しそうに母が言いました。
稲刈りで体は疲れたものの、心地よい休日を過ごすことが出来ました。             9月スタッフJ.


2017年08月31日

時間

秋といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
「食欲の秋」、「読書の秋」、「実りの秋」、「スポーツの秋」、「紅葉の秋」、「行楽の秋」、「芸術の秋」、「ダイエットの秋」。色々と楽しみたいことが盛りだくさんの秋ですね。
 やりたいこと、やらなきゃいけないことが沢山ある、でも時間がないなぁ…。

 私自身、時間がないことを理由にしてしまうことがあり、家族に対しても、つい「早く」と言ってしまうことがあるのですが、そんな時にいつも浮かんできて反省する、印象に残っている本の一節を紹介したいと思います。

 渡辺和子さんが書いた「現代の忘れもの」という本の中に、“四秒を待つ”という話があります。

エレベーターというものは、乗り込んで目的の階のボタンを押すと、いつかは自然に閉まるものですが、私たちは知らず知らずのうちに、目的の階のボタンを押したら、すぐに「閉」のボタンを押しています。もっと気の早い方は、乗り込むやいなや「閉」のボタンを押し、それから行きたい階のボタンを押しています。エレベーターのドアが閉まるまでの時間を計ってみた所、四秒でした。もちろん建物や場所により差はあると思いますが、どうしてこの四秒が待てないのだろうと考えると、「四秒」が問題ではなく、「四秒が待てない自分」が問題で、エレベーターのドアが閉まる四秒を節約する、そのためにかえって忙しい自分になっていないだろうか?節約したはずの、浮かしたはずのその数秒は、自分の生活を豊かにしているどころか、むしろ貧しくしているのではないだろうか、ということに気づくようになりました。
                ~「現代の忘れもの」渡辺 和子著 日本看護協会出版会 より~

 短い秋ですが、心を豊かにして過ごしたいなと思います。

                                   スタッフ・K

2017年10月02日

歩こう会


 先日10月28日土曜日に小豆島への歩こう会に参加した。小豆島の患者さんはじめ、患者会の役員の方々が企画してくださったプランだ。
 土渕海峡を渡り縁を感じる「とみおか通り」を走ってエンゼルロ-ドへ。そしてオリ-ブ公園、国民宿舎での昼食後、金両の醤油蔵、寒霞渓へ。

 一つ一つの素晴らしさについてはきっと会報誌「でぃあねっと」で紹介されることと思う。
 自分にとっての小豆島はいつもはそんなに意識に上らないのにどこか懐かしい場所だ。今回訪れた所も一度は訪れたことのある場所が多かった。が、今回目にしたさまざまな景色は間違いなく初めてのものだ。当日は台風も影響した雨天。多くの場合「あいにくの雨」と表現されるのだろうが、この日の雨は違っていた。確かに足元は悪かったがそれ以上に「雨のおかげ」で得たものがあった。濡れた足元を気遣ってバスに入り口には布が敷かれ、観光地に着く度にバスを降りた所で傘を差してかけてくれている。言葉にしなくても皆、他の人の足元を気遣っていた。そして訪れた所々でお店の方が雨の中私たちに手を振りお見送りしてくださった。それは決して形式的なものではなく、温かい「おもてなし」であり、心がぽっと温かくなった。
 そして寒霞渓からの景色は絶景だった。赤や黄色に少し色づき始めた木々を抱いた山を、霞がゆっくりと覆いながらも大きな流れで動いてゆく。それは自分の心さえも清めてくれるような気がして、自然と背筋がピンと伸びた。雨に濡れた緑の葉っぱや木々は、何よりも「ゆっくりでいいんだよ」と言ってくれている気がして自分にとって至福の時間となった。
 今、小豆島の魅力は何かと聞かれたらきっと自分は答えに困ってしまう。一言では言えない。自然の懐の深さを大切にされている人達が日々の生活をされている場所。観光地ではなく「場所」であり続けて欲しいと強く思った一日だった。
                                         平成29年11月 小豆島ファンT

2017年10月31日

年末年始


皆様はどんな年末年始を過ごされましたか?
「旅行に行く」、「温泉旅館でゆっくりする」などレジャーを楽しまれるのでしょうか。
「普段通りの生活」「帰省する子供や孫と過ごす」方もおおいのでしょうね。また「仕事」という方、お疲れ様です(おかげ様で多くの方がすてきな年末年始が過ごせていると思うとありがたいことです)。

年末年始とはいえ炊事・洗濯・掃除はお休みにはならず、世の中の「家事してます」という方(女の方が多いでしょうかね)はたぶん結局いつも通りですね。
私のところでは「寒いから温かいものが食べたい」というある意味合理的な家族の意向があり、元日に特別にお餅を頂き、2日にはおぜんざいをしたらその他は冬休み中も普段と変わらない食事をします。そのためお恥ずかしながらおせち料理を作ったことがほぼ無く、日本人としていかんのではないか(大袈裟?)と思わなくもないので急に一式は無理でも毎年1種類ずつとか地道に練習してみようと思います。

さてこの年末、都会から帰省していた甥っ子(小2・生意気)と近所をお散歩中に話していて驚いたことがありました。話題は遠足です。
甥「山とか行かないし。」
私「えっ登らんの?」
甥「登らない。だってさ、えっと山とかないじゃん。」
私「ここ山あるで(目の前の山を指さす)。」
甥「そう。ここはね。どっち向いても山あって、いいね。」
私「(そうか)・・・じゃあ遠足何するん?」
甥「動物園とか~。」
さらに後で聞いた話では「おやつ禁止、バナナも不可」だそうです。
遠足と言えば近くの山に登るもの。前の日に300円を握りしめて近所のお店に行き、何にしようか散々迷って迷っておやつを買い、遠足の朝には教室でおやつの見せ合いっこをして、山頂のさわやかな風をうけながらお弁当を食べて、おやつ交換、おにごっこ・・・
残ったおやつを帰ってから食べるのもお楽しみ。
これ全部無しですか(-“-)。
地域も時代も違うってことでしょうか。寂しいなあ。

ちなみにギャングのようなちびっこたちの相手とご飯の準備・家事全般で、今年も年末年始太るどころか痩せました。忙しかったですが規則正しく体調を維持できたと考えたら帰省さまさま、ありがたいと思います。

 

                                                 H30年1月 スタッフ O

2018年01月16日

さくら

3月も後半に入り、春の訪れを少しずつ感じるようになりました。
春といえば「さくら」ですね!

今年、皆さまはお花見に行かれますか?
「花見」というくらいなので、桜は目で見て楽しむことが多いと思いますが、実は香りにも様々な効果があるんですよ。

桜の香りと言えば、「桜もち」や「某フラペチーノ」、「桜の香りのハンドクリーム」などいろんなところで使われていますよね。
私も桜ならではの少し独特でお上品なあの香りが大好きです。
でも、ふと思い返してみると、お花見をしている時に桜の香りを意識したことってあまりありませんよね(・_・;)

そうです。桜の香りは自然には、ほとんど発生しないんです。
実は桜の花や葉は、塩漬けにしてはじめてあの独特な香りを強く放つそうなんです。
香りのもとは「クマリン」という何やら可愛らしい名前の成分が主で、桜の香りにはリラックス効果や抗菌作用、咳止め作用だけにとどまらず、二日酔い防止作用まで(他にもたくさん!)あるとのこと。
ですので、万が一お花見で飲み過ぎた時のために、二日酔い防止の効果を得たい!という方は、桜を眺めるだけでなく桜の香りがするグッズや美味しい桜もちなどを持参してみてください(*^_^*)

とはいっても、くれぐれも飲み過ぎには気をつけてくださいね。

春は花や草木が生い茂り、気温も暖かく気持ちのよい季節です。
ぜひ、外へ出て五感で春を感じましょう!

 

H30年 3月 スタッフU

2018年03月19日

歯周病のはなし

            歯周病のはなし  

毎年この季節が来ると、クリニックでは歯周病の掲示物が登場するので、皆さんは糖尿病と歯周病の関係をよくご存じだと思います。

糖尿病があると歯周病になりやすく、ひどくなると歯が抜け落ちる可能性がありますし、歯周病があると糖尿病が悪化し、血糖値がなかなか下がりません。ですからクリニックのスタッフは「歯周病のチェックや治療のために歯医者さんに行きましょう!」と声掛けしているのです(^^♪

では歯周病になった時、歯医者さんではどんなことをしているのでしょう?

① 口腔内環境を整えることとばい菌除去
ばい菌は、唾液に流されないようにザラザラしたところ(歯石のたまったところ)やデコボコしたところ(銀歯やプラスチックの詰め物)にくっつきます。

歯石はばい菌が古くなって化石化したものです。歯医者さんに行くとこの歯石を取られますが、これは歯石を取ることが目的なのではなくて、歯石にばい菌が付着しないようにしているのです。

 また銀歯やプラスチックの詰め物などと歯の間に段差があると、そこにばい菌が隠れる絶好の場所になります。そのため、この段差をなだらかにする処置を行います。

さらに歯と歯茎の間の溝は、ばい菌が非常にたまりやすい場所です。歯茎の溝を歯周ポケットといいますね。この溝が深いほどばい菌が隠れやすい口腔環境と言えます。

歯医者さんでは「歯肉縁下のブライドメント」と言って、歯周ポケットの掃除をするのですが、これが歯周病治療のメインと言っても過言ではありません。これは手探りで行うため多少の痛みが伴います。しかしこの治療を乗り越えると、口の中はとてもスッキリします。

ばい菌が付きにくい環境作りがとても大事なのですね。


② 噛む力の調整
歯周病が進むと歯を支える骨が溶けて減ってしまいます。そうすると1本の歯では噛む力に耐えられなくなるので、補強していく必要があります。

具体的には、入れ歯やインプラント、ブリッジなどです。

ここのポイントは、「いかに残りの歯に負担をかけずに設計していくか」というところにあります。この治療には、糖尿病の程度などの体調以外に、保険適用外で費用が掛かる場合もあり、相談の上での治療となります。


大切な歯を守るために
  歯周病にならない、なっても進行させないことが重要です!

① 正しい歯磨きを
歯医者さんでは歯周病であるかどうか、虫歯があるかどうかなど検査して、同時に正しい歯磨き方法についても教えてくれます。
この正しい歯磨きは重要で、これができないと歯周ポケットの中をきれいにすることが難しくなってきます。上手に磨けていないと、せっかくきれいにしてもすぐにばい菌が増えてしまうからです。

② 定期通院を
歯周病治療が完了したら歯医者さんに行かなくてもよいかというと、そうではありません。

口の中にはたくさんの常在菌がいます。その中で歯周病菌という悪玉菌の割合が多くなると、歯周病になるわけです。歯周病はある時期を超えると加速度的に進行します。ですから定期的にメンテナンスする必要があるのです。
メンテナンスでは、歯ブラシの当たっていない磨き残しのところもきれいにしてくれます。
通院の頻度は3か月に1回が基本ですが、歯磨きの上手な方は4~6か月に1回くらいが目安です。

③ いつも口の中をきれいにしておく
食事をしたらきれいに磨く。これはきっと皆さんできていると思います。では食事と食事の間に間食を取らない、というのはどうでしょう。とくに砂糖の入った食べ物や飲み物は口腔内を酸化させ、環境を悪くするばかりでなく、血糖値も上げてしまいます。できるだけ取らないに越したことはありません。

歯茎から血が出る、口の中がねばねばする、口が臭うのは歯周病のサインです。

大切な歯を守り、いつまでも自分の歯で美味しく食事ができるように、定期検査と早めの治療に心がけましょう。


                                                2018.6.4.(看護師G )

2018年06月06日

キジムナーを探して

髪の毛は赤く、子どものような出で立ち。

生命力にあふれ、飛び跳ねるように歩く。

海の向こう、ヤンバルの森の奥深くガジュマルの樹に宿る、精霊キジムナー。

旅行先の沖縄で、現地に咲くハイビスカスのように明るいバスガイドさん、いくちゃんに教えてもらいました。

精霊だったり妖怪だったり、この世のものではない存在のキジムナー。妖怪というと恐ろしいイメージですが、島人にとってどちらかといえば座敷わらしのような幸運の妖怪なのだそうです。漁師さんの船に乗ると驚くほど大漁になったり、農作業を手伝って豊作になったり、その家のガジュマルの樹に宿ると裕福になるとか。

そんなラッキーな象徴なら会ってみたいなぁと思いましたが、残念ながら旅行中お目にかかることもなく香川へ戻ってきました。帰って来た次の日、子どもが学校から持ち帰った案内の芸術鑑賞会のタイトルが「キジムナーの約束」。これは運命的!と思いその舞台を観に行きました。

このお話には原作となる同名の小説があります。

沖縄とは切っても切れない戦争の記憶、傷ついた少年と関わり心に希望を抱かせるまでのお話の中で、キジムナーは人間のすぐ側でこっそり人と交わりながら守ってくれているのかもしれないと思わせてくれました。

うちの子供たちに妖怪が存在すると思うか聞いてみると、小学6年の長男含めて全員が「何言よん?おるに決まっとるやん!」という反応でした。

(サンタさんは3人中1人しか信じてません)

水木しげるの本にもキジムナーが出てくるそうで、そちらで先に知っていたようです。「子供のうちは見えやすいとテレビで言よったけん、会えるんを楽しみにしとんや―。」とも。意外と子どもには身近な存在のようです。

 

私たちは幸運を感じる時に、実は周りのいろいろな人のおかげでその幸運をいただけていたりします。

しかし、その「おかげ」は見えにくく、なかなか周りの手助けに気付けずにいます。

些細な幸せを感じた時にも、今一度感謝の心を忘れぬよういたいと思います。

周りの方にも、目に見えないものにも。

 

H30年7月  スタッフO

2018年07月11日

食べよう会

7月6日土曜日、今年2回目の食べよう会が開催されました。

台風12号の接近により、一時は開催が危ぶまれましたが、何とか無事、患者さんとスタッフ
総勢41名が国際ホテルに集まり、和懐石を頂くことが出来ました。

お食事はこの日のために特別に準備された、とみの会の特別懐石。涼しげな器に盛られた歴采は、

夏の暑さを忘れさせてくれるツルンとサッパリしたお味でなんとも美味~。

お都久利は厚みのあるサーモンと烏賊。これはかなり食べ応えがありましたよ👀

3品目は冷たい椀物。
中でも火を通して食べた経験の少ない長芋。この煮物は、私にとってとても新鮮な食感でした!
家でも試してみよう。

次に出てきた焼き物は鱸。みなさんはこの漢字が読めますか?私は読めなかった・・・。
答えはスズキ。「盧」は、訓読みが「つぼ」「くろい」で、スズキの「鱗の黒さ」から魚へんに盧を
あてた説があるようです。

漢字って面白い( ;∀;)

旬の鱸はプリプリして塩焼きが一番!と感じた1品でした😋

続いて吸い物とごはん。吸い物の三つ葉と木の芽の香りが口の中をさっぱり整えてくれました。

そして最後の水菓子は、料理長特製の味噌プリン💛口の中に入れると、とろ~りとろけて、
最後にほんのりお味噌の香りがする何とも上品なプリン。これこそが至福のとき~(^^♪

全部食べると700kcal。普通の食事からすると多いなぁと思うかもしれませんが、一般的な懐石は
1500kcal以上するそうですから、それに比べるととっても低い(o^―^o)1品1品少しづつではありましたが、

近くに座った患者さんと「これは何だろー?」「あの味がする!」「これじゃない?」とお話ししながら

食べるのはとても楽しかったし、いつも以上に美味しい時間を過ごすことができました(*^^*)

 

スタッフS

2018年07月31日

第23回日本糖尿病教育看護学会学術集会に参加して

 9月23日(日)茨城県水戸にて、第23回日本糖尿病教育看護学会学術集会が開催されました。
何だか堅苦しい名前の会...。
この学会は、糖尿病支援に関する研究・実践報告や情報交換の場であり、糖尿病支援の向上に貢献するこ
とを目的としています。
 私たち看護師は、定期的に勉強会に参加したり、このような場で発表したりして、自己研鑽に励んでいます。
 今回、この学会で、クリニックの看護師7名全員で1つの企画を立案し、全国から集まる志を同じくして
いる看護師たちと“専門クリニックならでは”の長所や悩みを語り合いました。明日からのよりよい支援を
模索するための1歩とするためのこの企画は、大変盛り上がりました。
 企画開始から約7カ月、休憩時間に話し合いを重ね、何度も何度も修正して作り上げたもの、みんなで達成感を味わうことができました。
私たちは、これからもより良い支援を目指し続けます。

          H30.10月 スタッフ K

2018年10月01日

玄米ご飯


先日10月26・27日に下関で糖尿病学会中国四国地方会がありました。そこで印象に残ったのが、琉球大学の益崎先生の教育講演です。
現在は第4次産業革命の時代に入っていること、AIやIOT、VR(バーチャルリアリティー)、AR(オーグメンテッドリアリティー)、BIG DATAが既に医療の現場に浸透してきていることを具体的に話してくれました。
 その一つにBIG DATAの解析から玄米を食べるといろいろ良いことがわかってきたそうです。中でもγ-オリザノールという成分は油依存(油もの食品がやめられなくなること)の状態から油ものが欲しくなくなるとかLDLコレステロールを減らす、脳の機能を改善、自律神経の調整などに効果がみられるそうです。「糠」は「米」に健康の「康」という字を書きますが、「白米」は「粕」、それは読んで字のごとく糠の部分に栄養があるのですね。

 そこで学会から帰ってから、我が家も新米の玄米食に変えてみました。自称健康オタクなのでこだわって「山形県産マガモ農法の無農薬米」です。玄米はやはり無農薬で食べたい。私の一食は今まで100g程度でしたが、この玄米が美味しすぎて少し増えてきています。
その健康効果は、というとお通じが良くなったことでしょうか。心なしか頭もすっきりしているような気がします。腹持ちもいいので間食が欲しくなりません。まだ食べ始めて間がないのですが、ほんとうに美味しいので続けていこうと思っています。


                                     平成30年11月 実験大好きG


2018年11月08日

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。皆様はどんなお正月を迎えられたでしょうか?
私も、いつもながらこれといった事もなく穏やかなお正月を迎えました。特別な事がない、というのは本当に幸せなことだと思っています。

そういえば、いつもなら体調を崩す年末年始も、今年は帰省する家族が増えたためかお布団や食事の段取りが増え、体調を崩す間もありませんでした。
もちろん初詣にも参りました。難しい作法は分かりませんが気持ちが落ち着き、清々しい気持ちになりますね。この気持ちをいつも持っていたいと思います。いつものように家族であれこれ言いながら、おみくじもひきました。いろんな雑誌で今年の運勢を見ると「何事も慎重に」と書かれている私。初詣でひいたおみくじもやはり「慎重」という言葉があり、今年はよほど慎重にしないと上手くいかないようです。心して一年を過ごさなくては、、、

クリニックも今年は22年目に入ります。昨年はスタッフの手によって20年史が作成されました。あっという間の20年でしたが、その時々の患者さんに支えられてきた事に感謝です。昔も大切にしながらも、この先のクリニックの役割を考えつつ今年も元気に楽しく働きたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。       スタッフT             

2019年01月04日

働き方改革(?)


今年の冬は暖かい、と感じている皆様も多いのではないでしょうか。確かに、例年「センター試験は雪」がお約束だったのに、今年は何とも暖かいセンター週末でした。とはいえクリニックの冬は毎年何といってもインフルエンザの冬…暖冬をものともせず猛威を振るっているようです。みなさま本当に春が来るまであと少し気を付けてくださいね。
さて私、クリニック内で検査技師のお仕事と医療事務のお仕事を、あっち行きこっち行きしながらやっております(長らく採血などやっているうちに中腰がたたってだんだんと腰の調子を悪くしてしまい、採血しっぱなし労働に変化をつけてみては?という院長はじめスタッフ皆様のお心遣いです)。
色々な分野の仕事をするということは、覚えることは2倍ですから大変ではあるのですけど、やってみると(腰にはもちろんですが)結構メリットがあるのです。腰以外で一番いいのは「脳が煮詰まらない」こと。「いつも同じことの繰り返しでつまらない」なんて、絶対になりません。また両方の知識を持ちながら業務をすると、患者さんからのちょっとした質問に答えやすかったりします。「○○の検査って、時間かかりますか?費用はどのくらいかかりますか?」など、お任せください!どっちもお答えいたします!ってなるのです。
ただちょっと心配なのは、中には「あれ、この人はさっき受付をしていたがもしや双子の職員か?」と思われる方がいるのではないでしょうか、ということです。双子じゃないですからね…。
格好良く言うと「二刀流」、現実は「貧乏暇なし」?ですかね(^^;) 世間広しといえども、なかなかこんな風に仕事させてくれるところ、なかなかないんじゃないかなあ。巷では働き方改革の議論が紛糾していましたけど、当院ではすでにオリジナル働き方改革を既に施行している感じです!かの法もいろいろな業界や職種この二刀流方式を取り入れていたら違った法になったかもね…などと考えてしまうこのごろです。

                                                        スタッフ O

2019年01月29日

血糖が何で下がらんのやろう…

「血糖が何で下がらんのやろ… (体重が何で減らんのやろ…)」

たくさんの患者さんをみているといろいろな方がいます。時々悪くもないけどよくもならない、と言って嘆かれる方がいらっしゃいます。糖尿病は同じ生活をしていても、細胞の老化に伴い消化能力の低下や筋肉の減少など体の老化によって少しずつ血糖が下がりにくくなることがあります。基本良くなることは少なく、長い目でみれば横ばいか悪くなるかのどちらかです。
「横ばい」ということは悪くなるのに抗って持ちこたえてるのではないでしょうか。かなり頑張ってるんだと認識しないといけません。しかしすこしずつ悪くなっているというときは、今一度口に入っているものを見直す、活動量を見直す、ストレスはないか、質の良い睡眠はとれているか、他に調子の悪いところはないか、確認するというあなたの意識が必要になってきます。意識することはとても大事なことです。

少し例をあげますね。
ダイエットしてますという人がなかなか痩せないということを聞いたりしますが、 そういう人に限って、なんちゃってダイエットしてたり、続けて頑張ってなかったり。努力もせず単なる願望だったりということが多いです。本氣じゃないんですね。

「少ししか食べてないのに痩せないんです。もうこれ以上減らせません。」という方が入院して糖尿病の基準食を食べたら、普段の3分の1しかなかったということもありました。 また同じく食事を本当に少ししか摂ってないという方によく聞いてみると、間食やジュースや果物が多かったということもありました。

本氣の気持ちでダイエットしてる人は、食事であろうが、運動であろうが、ラ○ザップであろうが痩せていきます。正直手段なんかどうでもいいんです。いやいやラ○ザップではすごい手法で痩せさせてますよと仰る方もいるかもしれませんが、私はそこよりクライアントを本氣にさせる環境を整えてるからこそ結果を出してるんだと思ってます。

血糖や体重のコントロールを途中で「まあいいか。このくらいなら。」とゆるめていませんか?
本氣の人はやり抜きます。そういう人は結果がでてきます。糖尿病じゃない人以上に健康だったりします。だから、病気を良くしたい方は"絶対続ける"と本氣の気持ちで取り組んで下さい。本氣という意識が血糖(体重)コントロールを左右します。

                                                     (本氣にさせたいナースG)

2019年03月05日

"新”


 今年は、5月1日に新元号が施行されますね。何かと〝平成最後″と騒がれています。
皆さんは、平成をどんな年だったと振り返っていますか?そして、新しい元号の年、どんなことを期待しているでしょうか。
 さてさて、実はクリニックにも〝新″があるので、ご紹介したいと思います。
 〝新″糖尿病教室です。
 クリニックでは、以前より糖尿病教室を開催してきました。時代の流れとともに担当者が工夫を凝らし、改良を重ね、より分かりやすく、より参考になるものへと変化を遂げてきました。お伝えしたいことは山ほどあるのですが、限られた時間の中で凝縮してお届けすることは至難の業です。ですが、これからの人生、思うように過ごして頂くためのきっかけになるような教室にしたいと思っています。
今年に入り、しばらく教室を休講させて頂いていましたが、4月より糖尿病教室を再開することになりました。
 休講期間中、スタッフで試行錯誤を繰り返し、より参加しやすい形へとプログラムも〝一新″しました。〝新″メンバーも加わり、教室に参加してくれるみなさんと新たな気持ちで取り組んでいきたいと思っています。
 以前糖尿病教室を受講した方も、まだ受講したことのない方も、ぜひ〝新″糖尿病教室をご検討ください。
 詳しくは、クリニック中待合いにポスターを掲示しています。
 お待ちしています。


                                                        スタッフ K

2019年03月29日

親子遠足

『令和』には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。平和で穏やかな時代が続きます様に・・・。

いよいよ新元号『令和』のはじまりですね。

先日、子どもの通っている保育園の行事の親子遠足で、国営讃岐まんのう公園に行って来ました。当日は、天候にも恵まれ、少し暑く感じるくらいでした。花や草木が鮮やか

に色づく季節ということもあり、園内はとても綺麗で、35品種5万本ものチューリップと30万本のネモフィラが満開でした。美しく咲いているお花を見ると、とても心が

癒されます。通院中の多くの方がご覧になったと思いますが、クリニックの入り口近くの花壇にも、ピンク色のチューリップがたくさん咲いていて、春らしくてとてもかわい

いですね。ここ3年間の親子遠足で同じ場所に行っているのですが、0歳の時は、ベビーカーで参加し、1歳の時はほぼ抱っこでした。2歳の今回の遠足では、自分の足でほ

とんど歩くことが出来たり、帰りは、駐車場までお友達と手をつなぐと言ったりと改めて子どもの成長も感じる事が出来ました。 最後になりましたが、4月から事務員とし

てクリニックのスタッフに仲間入りしました。みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます♪                                   

                                                       スタッフN

2019年05月08日

深呼吸

今年も梅雨の季節を迎えました。皆様どんな毎日をお過ごしでしょうか。
最近の天候は地球が怒っているかのような激しさです。そう思われている方も多いのではないでしょうか? 
うちのエアコンも20年以上経ち、「ご苦労様」ということで思いきって買い替える事にしました。今は省エネとよく聞くけれど、貧乏性の私にとって、使えるうちに買い替える事は清水の舞台から飛び降りる、的な勇気が必要で、とそんな大げさに考えなくてもいいのでしょうが。子供の頃はうちわ。そして母があおいでくれる扇子からは何とも言えない良い香りがしていたのを覚えています。それから扇風機、簾、よしず、首には冷たいタオルを巻きながら育ち、今は冷却シート、振るだけで冷たくなるタオル、等々ホームセンターには暑さ対策グッズが所狭しと置かれるようになっています。

禅の言葉に「心静即身涼」(こころしずかなればすなわちみすずし)という言葉があるそうです。「心頭滅却すれば火もまた涼し」、と同じように心と体はやはりつながっているようです。
が、しかし!! 頭でわかっていてもこれがなかなか難しい。唯一朝、仏壇に手を合わせる時だけ呼吸を意識できているような気がします。そんなに忙しいわけでもないのに、ね。

せめて休日は時計をはずしてゆっくり掃除洗濯を楽しみ、プランターの野菜をながめる。夕方には少し早めにお風呂♨に入り、ストレッチして、お風呂上りにはプシュッといっぱい。
そんなふうに過ごしていきたいなあ、と思う今日この頃です。まずは呼吸を整える事から!
                                                            看護師T

2019年06月04日

お久しぶり!

 先日、18年ぶりにスペイン人のJaviが日本旅行中にクリニックを訪問してくれました。
 もともとスペインでは歯科衛生士や栄養師として働いていた人ですが、英語が得意だったのでクリニックで1年余り栄養指導の話や英会話の先生をしてくれていました。
 近況を聞くと、今はスペインでビルを芸術家に貸す仕事をしているとの事でした。また、その一方で、社会の役に立ちたいと考え、空き時間を利用して救命救急士のような資格を取り、ボランテイアで救急車に乗っているそうです。一緒に来た彼女は元々弁護士として働いていた人ですが、余りに忙しかったので、自分の時間を大切にしたいと思って空港の管制塔で働くパートの仕事に変わったそうです。二人とも、「限りのある人生なのだから、悔いが残らないように過ごしたい」と言っていました。また、「『そのうち時間ができたら』と思ってやりたいことを先延ばしにしていると、時間ができた時には体が言うことを聞かなくなっている。今の決断が大切だと思う」とも言っていました。日本とは文化や価値観が違いますが、違うからこそ教えられることがあります。日本では一つの資格(特に得る事が難しい資格)を取ると、その資格を使うことに囚われてしまいがちになります。そのため、複数の資格や知識を持つことで仕事がしやすくなる事は当たり前の事でも、現実に医療の世界で複数の資格を持って働く人は非常に稀です。働き方を考えたいと思いました。また糖尿病診療に携わる私たちが自分自身の働き方や生き方に色々な選択肢があることを受容できるようになれば、糖尿病患者さんの多様な療養の仕方や生き方についてもっと寄り添う事ができるようになるかもしれないと思いました。
 私たちと英国の糖尿病スタッフとは毎年交流をしていますが、彼らとの間でも知識や技術だけでなく、お互いが持っている色々な面についても交流して学びあうことができればと思いました。

                                                          Dr.T

2019年06月28日

足の裏をマッサージする

【足の裏をマッサージする】
 この頃、自分の足のフットケアとして朝晩、足の裏を洗ってマッサージしている。若いころの代謝とは違ってきている皮膚の状態。足の裏全体が固く感じ、自分でケアして古い角質をターンオーバーさせたい。その思いがきっかけである。
 足の裏を観察して軽く揉んで、クリームで保湿する。自分の身体をケアするって気持ちがいい。余裕がある感じで気持ちが豊かになる感じ。私の至福の時です((笑))
 日経ビジネスでもこんな記事を見つけた。
 世の中には多くの“快眠法”が出回っているが、その基本は生活習慣の改善「毎朝決まった時間に起きる」「就寝前4時間以内に食事をしない」「週5日間は運動する」「寝る前にスマホやパソコンを見ない」などなど…。簡単なものもあるが、なかなか実行するのは難しいという人も多い。日本快眠協会の代表理事を務めるスリープケアマスターの今枝昌子さんは「生活習慣を変えられればベストだが、無理に変えなくても深い眠りは手に入る」その方法とは、「寝る前に自分で足の裏をマッサージする」だけ。慣れれば片足30秒ずつ、両足わずか1分間でできるようになるという。どんなに忙しい人でも1日1分なら続けられそうである。
 今枝さんはもともとリフレクソロジーを学んでおり、心療内科病院に勤めた時に、「不眠を訴える人たちの足の裏は全員硬く、冷たく、指が縮こまっている。それがリフレクソロジーによって足裏の状態が改善されるにつれて、寝つきが良くなったり、中途覚醒が減ったり、睡眠状態も改善される人たちが多かった」という。そして、第49回日本心身医学会学術講演会[2008年]で、不眠症患者に、リフレクソロジーとアロマセラピー(マンダリンを使用)を指導すると明らかに改善がみられたと発表している。
 なるほど。足の裏をもんで、快眠につながっていた。これからも生活の一部にしていこうと思う。(笑)     看護師N

2019年08月07日

かなしいときー。

「1食あたり」のカロリー表示だと思って食べたら
よく見ると「100gあたり」だったときーーー

カロリー表示って「1食分」「1本分」で表示されているものと、「100gあたり」「100mlあたり」で表示されているものがあります。
このような表示を取り決める『栄養表示基準』という規定にて、カロリー表示の際は「1食あたり」「100gあたり」のどちらかの単位でカロリー表示をしなさい、という決まりがあるそうです。調べてみると、どちらで表示するかは各メーカーが決めるそうで、「1食分、食べきる分としてそのまま1食単位で表示しているメーカーもあれば、内容量が異なる他の商品と比べやすいよう100g(ml)の表示としているメーカーもあったり、商品ごとに表示単位を変えている、というメーカーもありました。
全体的には、1回で食べきれるもの、飲みきれるものであれば「1袋あたり」や「1本あたり」となっていることが多いようです。一方、1回で食べきるのでなく、何回かに分けて食べる、飲むものですと、容量あたりの表示になっています。

・・・が、これを見誤ると「かなしいときー。」になっちゃいます。こんなもんか~って思って食べたり飲んだりしたら、実は3倍とか5倍のカロリー摂取だったという衝撃を受けた経験はございませぬか?
ワタクシハ、アリマス。。。
皆さまは、カロリー表示の落とし穴(?)にかからぬよう、くれぐれもお気をつけくださいませ。

スタッフF

2019年09月05日

York Hospitalからのお客様

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10月4日、5日イギリスYork Hospitalから上級看護師Vikkiさんと臨床心理士Jessさんがとみおか内科を訪問くださいました。

この日の為に、スタッフ総動員でおもてなしを考え当日を迎えました。私はスマホのアプリを駆使して英作文に取り組み、息子の新品同様の英和辞書を引っ張り出し悪戦苦闘しながら資料を仕上げましたが自信はなく、最後は冨岡先生に無理をお願いして添削してもらいようやく英作文を仕上げることができました。

当日は努力の甲斐もむなしく、私の英語の発音まずかったのか相手に上手く内容が伝わりませんでした。通訳の方に大変お世話になりました。通訳の方は頭の回転が早く知的でとても素敵な方でした。(冨岡先生の娘さん(^^♪)。

イギリス医療では政府が運営する国民保健サービスを利用します。国民はまず住んでいる地域の医療機関を受診し、高度な治療が必要と判断された場合は専門医のいるYork 病院のような大きな病院に紹介されます。現在イギリスでは380万人糖尿病の患者さんがいて2030年には460万人に増加するといわれているそうです。その為、早期から治療に介入することで合併症を減らし医療費を削減する取り組みに様々な角度から尽力しているそうです。York病院では、糖尿病と内分泌が専門の医師、専門看護師、上級栄養士、臨床心理士、薬が処方できる看護師、チームを統括するマネージャーなど8名が1チームとなって患者さんの治療にあたるそうです。臨床心理士(クリニカルサイコロジスト)とは日本ではあまり馴染みはありませんが、大学で専門分野として修士、博士課程を修了し、定期的な研修を積み重ねている非常に高度な専門職だそうです。

講演を通して、風習も文化も違うけれど、患者さんや医療スタッフの抱えている悩みは共通するところもあると感じました。私は患者さんに安心して通院頂けるよう縁の下の力持ちとして頑張らねばと思いました。


  staff  J.



2019年10月08日

これからも宜しくお願いします。

こんにちは。
ホームページをリニューアルしてから、早3年が経ちました。
いつもブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
とってもパソコン作業が苦手な私なのですが・・どういう訳か、そのリニューアル作業から携わらせてもらい、少しずつあれこれとトライ&エラーしながら克服中なのですが・・今回はブログを書くということで、これまた文章の苦手な私は悪戦苦闘しております。
今までのブログもスタッフみんなが書いてくれていますが、難なく書き上げる人もいれば、かなりプレッシャーになる人も・・もちろん私は後者ですが・・(笑)小学生からしっかり国語の勉強しておけば・・本をもっと読んでおけば・・とか思いつつ、実は私も毎回、感心しながら楽しみにブログを読ませていただいていました。
・・長々とつぶやいてしまいしましたが、ホームページ担当者よりお知らせがあります。ご愛読してくださる方には大変申し訳ありませんが、今後もより良い配信を続けていくために、季節毎にはブログ配信していく予定にはしておりますが、しばしの間、お暇させていただきたいと思います。これからもクリニックの温かさをお伝えできるよう、担当者として腕を磨いていきますので、今後ともよろしくお願いします。
                          スタッフ M

2019年11月05日

『未来逆算思考』

お久しぶりです(^.^)
はじめましての方もいらっしゃるかもしれませんね。

暖かな日差しを浴びながら、クリニックの玄関に立つさくらんぼの樹の花が、
例年よりも早く開いたようです。いつも実を付けるのはゴールデンウィーク辺り。
今年も美味しい実がなるのを鳥たちが楽しみに待っていることでしょう♪

さて今回は、私が家族旅行の先のある施設で体験したことをお伝えします。

みなさんは『未来逆算思考』って聞いたことがありますか?
私はそこで初めて聞きました。

未来を思考する方法には2つあり、
①積み上げ思考の視点(フォアキャスティング)
現状を分析し、目の前の課題を解決していく。ただし、必ずしも理想の未来に向かうとは限らない
②未来逆算思考の視点(バックキャスティング)
理想の未来から逆算し、今からすべきことを発想する。現在と未来を繋ぐ道筋を繋ぐことができる

未来の問題に向き合うには、2つの思考法をうまく使い分けることが大切なようです。

体験したのは、未来逆算思考の視点から、50年後に暮らす子孫たちに、どんな地球を贈ることができるのか、地球温暖化のストップ、きれいな水が飲めるなど、理想の未来の地球を思い描き、様々な課題を乗り越えながらゲーム形式でアクティブに体験する展示でした。
体験してみて、子孫たちに理想の地球を送るためには、現在からの視点だけでなく、未来からの視点から、今できる事をすることがとても大切だと気づくことができました。

!!!これって、1人の人間の人生に当てはめても良いと思いませんか?

送りたい人生から逆算し、今からすべきことを発想する。
例えば、合併症を起こさない未来から逆算し、今できる通院・治療を続けるなど…
発想に詰まった時はぜひ声をかけてください。
一緒に考えてみましょう (*^^*) 
 [スタッフN]

2020年03月03日