そりゃないぜBABY!
OH MY GOD!
06月24日 帝王賞 統一GT
そりゃないぜバトルライン!!
はじめて地方競馬を生中継で見た。
先日、父親が契約してるディレクTVのチャンネルを片っ端から見ていった時に偶然、MXテレビを見つけた。
地方競馬が生中継で見れる。
最初、その事実にあまり、感動を覚えなかったが、『帝王賞』が見れるという事実を知り、日が近づくにつれ、嬉しさが大きくなっていく。
地方競馬は地元の人しか見られないレース。
そう思っていた。
交流レースだって、平日開催で、自分には縁のないレース。
最近までそう信じていた。そう思い込んでいた。
しかし、TXテレビの存在を知り、一気に地方競馬が近くに感じた。
ナイターだったら仕事が終わった後の平日だったら、充分ゆっくり見れる!
だから、帝王賞はすごく楽しみだった。
圧倒的1番人気は昨年の地方年度代表馬アブクマポーロ
私は彼の強さを知らなかった。昨年暮れのウィンターステークスだって実は見ていない。東京大賞典だって映像では見ていない。
だから周りがいくら「強い」「強い」と言っても、自分の目で強さを認識していないので、イマイチ、どの程度の強さなのか把握し切れていない。
枠順確定の時点で私が応援したいのはバトルラインだと公言した。
勝つのはアブクマポーロだろう。みんながみんな「強い」と言っているのである。その強さは相当のものなのだろう。
だから勝つのはアブクマポーロでいい。バトルラインは対抗筆頭でいい。
そう思っていた。
しかし、下馬評人気はアブクマポーロ・エムアイブラン・トーヨーシアトル・ブライアンズロマンに続く5番人気。
血統的にも気に入ってる馬なのに、ここまで人気が下なんて、ちょっと不安になってくる。しかも、周りのバトルラインの評価も低い・・・。
ダメなのかなあ?
帝王賞のパドック。
ライトアップされたパドックを見るのは、3月末のドバイワールドカップ以来。なんだかとても新鮮。
ワイルドブラスター、盛り塩してるぅ。
パドックで盛り塩を確認できたのは、実はこれが初めてある。そのことに、また新鮮さを感じる。
アブクマポーロも盛り塩してるぅ!
しかも、落ち着いていて、馬体はピカピカ。そのピカピカの馬体は確かに他馬と違っていた。
ワイルドブラスター以前に出て来たバトルラインは特筆するほどには私の節穴な目では見えなかった。
トーヨーシアトルも同様。
エムアイブランに至っては、イレ込んでるよぉ・・・。
新聞の「輸送に弱くて・・・」という弱気のコメントが思い出される。
これで、エムアイブランは要らないか。
20:00発走と聞いていたのに、実際に発走になったのは、20:05ぐらいだっただろうか。相変わらず、地方はアバウトだ・・・。(それとも初めから私の勘違いか)
出遅れた馬はいないが、トーヨーシアトルの行き脚がつかない。発馬後、懸命に松永昌弘騎手の手が動く。
「12番、終わったな・・・」
隣の父親が呟く。
各馬がスタンド前を通過する時、カメラの音声が足音を拾う。
わぁ。レース中にテレビでドドドって聞こえたの初めてだぁ。
変なところで感動する。
向こう正面。
アブクマポーロは内でじっとしている。バトルラインはアブクマポーロの正面にいる。エムアイブラン、掛かってるよぉ。武豊、あんなに引っ張ってる。トーヨーシアトル大丈夫かなぁ? ワイルドブラスター、どこ?
コーナー手前で黄色い帽子が早くも上がっていく。
なんでそんなに早(はよ)ぉ上がっていくん? 早いやろう? 誰? 5枠? はっしー? ・・・違った。ベニノコバンだ。
それにつられてエムアイブランまで上がっていく。
正気か?! 武豊?!
でも、あの武豊が上がっていくんだから、そんなに仕掛けは早くはないのかなあ? この位置で・・・。
地方のコース体系や特徴を把握していないのでイマイチ自信が持てない。
直線に向く。
外を回って追い込みに掛かるエムアイブラン、トーヨーシアトル。
内でじっとしていたバトルラインも追う追う! バトルラインがスパートに入り、内が開いた瞬間、アブクマポーロが突っ込んでくる!!
絶妙なIN突き。強烈な末脚。
バトルラインがメイセイオペラを交わす前に2頭まとめて交わし去り、1馬身半も突き放す。
つ、つえぇや。アブクマポーロ
あ、でも、その前に! 社長!! 頼むぅ!!
逃げるメイセイオペラをなんとか3/4馬身、交わすバトルライン。
ほ。2着死守。
あれ? もしかして、本線的中じゃん。
しばらく、その事実が飲み込めなかった。
あれほど人気がなく、評価も低かったバトルラインが2着。
やったじゃん。自分。本線的中じゃん。 社長、ありがとう!
だんだん、浮かれていく自分。
でも、バトルライン。
そんなに調子いいなら、もっと強気のコメントしてほしかった。新聞にはバトルラインのコメントなんてなかった。ちょっと強気なワイルドブラスターとトーヨーシアトルと、反対にちょっと弱気なエムアイブランだけだった。なんで、バトルラインだけないんだろう? と思ったけれども・・・。
うーーーーーん。それにしてもアブクマポーロは強かった。
ああいう競馬をされると、「ダート最強馬」と言われているのが納得できる。
ああ、本当にアブクマポーロって強かったんだ。
そんなバカみたいなことを、今更納得できた帝王賞。
