そりゃないぜBABY
OH MY GOD!

06月07日 東京優駿〜日本ダービー〜 GT

そりゃないぜエモシオン!!


中間アクシデント発生!
またかよ・・・。
ああぁぁ、エモシオン、お前もか・・・。
リジーの前脚怪我に続き、エモシオンも中間熱発。こちらはリジーと違って、5日も調教を休み、飼い葉食いも少なかったらしい。
熱発明けは同厩舎のフサイチコンコルドと同じなのだけれど・・・、こんなコトは素直に喜べない。
それでも、最終追い切りは動いたようで、まずまずの出来らしい。期待していいらしい。

みっきぃには去年と同じ過ちは繰り返せないぞと、いう危機と決意が混在し、小林稔調教師には調教師生活最後のダービーという不安と意気込みが感じられた。


日本ダービーとはかくも不思議なレースである。
年に一度の競馬の祭典ということもあるのだろうが、出られただけでも拍手もの。人気になればもっと賞賛もの。あらゆるホースマンが全身全霊を賭けて、4歳牡馬のチャンピオンを目指す。その意気込みは高松宮記念の比ではない。(当然か)
その賞賛に値する位置にエモシオンはいた。単勝は6番人気。センターフレッシュや、タイキブライドルより人気が下というのが少し気になったが、それでも、まあまあ「こんなものだろう」という人気か。

オークス、ダービーと、レース前から緊張するレースが続くと、胃に悪い・・・。
万全の体調で臨んでいるのなら、まだマシかもしれないが、どちらとも、中間アクシデントと来た・・・。「君たち、私を神経性胃炎でぶっ壊すつもりかね?」 と、本気で言いたくなった。
どうしてここまで呪われているんだろう? みっきぃは。何かに憑かれているようだ・・・。

で、追い打ちを掛けるべく、−12kg の馬体重でトドメを刺された・・・。もしかして、もう既に THE END ?

パドックで確認すると、・・・やっぱりダメかもしんない。ガレてる・・・。
本馬場入場は先週のリジーと同じく、厩務員さんと、もう1人スタッフの方が付いてゆっくりと待機所まで連れられて行った。
それほどまでにイレ込んでるのか? それほどまでにガレているのか?!

出走馬にとっては一生に一度の晴れ舞台。
それをこんな状態で臨んでしまったことに、神を恨みたい。
みっきぃが何をした?! エモシオンのどこが悪い?! 運命の女神クローソーはあまりにも残酷だ。ついでにニケも非情だ。
ぶつけようのない怒りと恨みを抱きながらレースに臨む。

エスパシオが先頭に立つかと思えたが控え、セイウンスカイさえも控える。ちょっと前に出て行く気になってしまい、押さえきれなかったらしいキングヘイローが先頭に立ってしまった。
これも若気の至りか福永祐一・・・。ダービー初出走に2番人気はプレッシャーが重すぎたか。

エモシオンはちょうど中団辺りを進む。この時点では掛かっているようには見えなかったが、既に体力は消耗していたのだろう。
コーナリングはやや外に振られ、それだけのロスと、レース前のイレ込みで、エモシオンに余力は残っていなかっただろう。
それでも、9着に持っていたところは、エモシオンの能力の高さと、みっきぃの腕の確かさが見えた気がした。

一生に一度の Big Chance を目の前にして、勝てる能力を持ちながらも、レース前にしてすべてが終わっていた みっきぃの心中と思うと、胸が締め付けられる。

慰めの言葉なんてほしくないと思うし、同情したところで、何の意味もないだろう。それでも、小林稔調教師の恩に報いたかったかもしれない。

ダービーというレースは人を感傷的にしてしまうらしい。
どうも、今回、これ以上、レースを語ることできそうにない。

ただ言えることは、武豊の執念は凄まじかったし、スペシャルウィークは強かった。ボールドエンペラーはやっぱり重賞勝ち馬だけはあったし、河内さんも上手かった。

いつか、みっきぃも執念でダービーを勝つ日が来ればいい。


それぞれの思いを胸に、また来年...