そりゃないぜBABY!
OH MY GOD!
05月31日 優駿牝馬−オークス− GT
そりゃないぜロンドンブリッジ!!!! (その2)
中間アクシデント発生!
こう報道された時、心臓が縮む思いがした。あれだけ楽しみにしていた大舞台でのリジーが見れないかもしれない。
しかし、その翌日、「それでもオークス出走」という報道を聞いて、一安心なのか、不安なのか・・・、複雑な思いが自分の中で交錯する。
無事を願い万全を期すのならオークスは見送った方がいいに決まっているけれど、桜花賞を取りこぼした今、これ以上、クラシック戴冠の可能性を0(zero)にするわけにはいかないし、でも、もしレース中に故障でもしたら・・・、でも、でも・・・。
こんな思いの堂々巡りを繰り返していた。
いつも通りの激烈調教で、しかも一番時計を出してくれたことがますまもって私の不安に拍車を掛けた。
パドックのリジーを見ての第一声。
「ジャパンカップのエアグルーヴみたいなメンコだ」
普通に考えれば、勝負服のデザインと同じメンコで容易く想像できたデザインなのだが、それでも、エアグルーヴを思い浮かべてしまった。あのジャパンカップ時のエアグルーヴのように好走してほしいという願いも入っていたのかもしれない。
馬体重増減0(zero)、かなりいい状態で出走できている。
桜花賞の時は1人だけ違う次元にいるようなオーラに包まれていたというが、テレビを通じてしまうと、そのオーラを確認できない。ちょっと悔しい気がした。
リジーと同じ空気を感じたい。リジーが発するオーラをこの目で感じたい。
そう思わされた。
相変わらず栗毛の馬体はピカピカで、いつにも増してべっぴんなリジー。
やっぱり、ナマ観戦しに行くべきだった。
本馬場入場は桜花賞の時と同じく、厩務員さんと、もう1人スタッフの方が付いてゆっくりと待機所まで連れられて行った。
この姿を見て、思い出したことがある。
リジーの左側についているスタッフの方はファイトガリバーのオークスの時にパドックで彼女を引いていた人ではないか? ということを...
なんだか後ろ姿が似ていた。同じ厩舎なのだからあり得ない話ではないが、もし、そうだとしたら、厩舎全体でリジーをバックアップしているのだなぁと思えてなんだか嬉しかった。
GIともなれば、厩舎一丸となるのは当然なのだろうけれど...
待機所での各馬を見ていて、サラトガビューティに目が止まった。
トモに綺麗にマーキングしてる。可愛い。マーキングはエチケットとかお洒落とかいうけれど、こんな晴れ舞台にマーキングしてくるサラトガビューティに「粋」を感じた。
スタートが近づく。
スタート直前でバタバタしていてゲート入りを確認できなかった。
カメラが大きく引いてゲート全体を写し出す。各馬が一斉にスタートを切る。出遅れた馬はいない。
赤い袖の馬が前に行きたがっているが、でも控えたいという意思が見える。自分の前に出て来るであろう、10番を待つが、その10番はダッシュがつかず、前に行けない。
赤い袖の馬は仕方なく、押し出されたのと、天性のスピードで先頭に立ってしまった。
ヤマノセンプー! 逃げるんちゃうかったんかいっ!!(方言で失礼)
あんたの逃げ宣言だけが頼りだったのに、リジー、先頭に立ったじゃないかぁ・・・
まあ、先頭に立ったらたったで主導権握れるし、有利と言えば有利なんだけど・・・。
リジーが先頭に立ったことで、興味が1000m 通過タイムに変わった。リジーが逃げてるというだけで、ハイペースは必至だろう。奇跡的にも折り合いついてるみたいだし・・・、でも、リジー、なんだかゆったり過ぎないか?
50秒を過ぎたところで、ハロン棒を探しながら、時計とにらめっこする。53、54、55(まだ見えなくて当然ね)、56、57(ここで見えたら驚異だけど、そろそろね)、58、59(え? 何でまだ見えないの?!)、60、61(えぇ?! えぇ?! なんでまだ?!)、62、63(あ、みえた・・・)。
もしかしてかなりスローペースなんじゃないの?
そんなにペース落として大丈夫なの?! みっきぃ!? リジー?!
自分の中で不安が渦を巻く。
そんな不安を抱えてリジーは大欅を超えて、コーナーを回り、直線に向く。
ラティールが先頭に立とうとしているが、まだリジーが頑張る。
ある程度、他馬を引きつけておいてから、みっきぃの腕が動く。ムチが入る。リジーが伸びようとする。
が、それほど伸びず、馬群に沈んでいった・・・。
やっぱり距離なのかなあ?
みっきぃもレース後、こう呟いた。
勝ち馬なんてどうでもよかった。ファレノプシスが負けようと、エアデジャヴーが2着になろうと、エリモエクセルなんていうみっきぃが新馬勝ちした馬が勝ったことなど、どうでも良かった・・・。(かなり気にしているらしい・・・(^^;;))
ただリジーの惨敗に茫然自失状態。しばらく頭真っ白...
ただ、救いは去年のマチコのようにゴール400m手前でバタバタで逆噴射のごとく下がって行かなくて良かった、ということだ。去年と同じように直線向いてすぐ他馬に交わされていたなら、私の浮上はまだ当分先だろう。幸いにも、直線向いてまだ余力があるように見えたことは唯一の救いである。本当に。
タイムはまだ確認していないのだが、去年ほど離されていないのではないか?
そんな気がする。
しかし、それは、去年とは勝った馬の性能が違いすぎるから離されなかったんだ。
と、言われてしまえばそれまでである。確かにそれは一理あるような気がする。
目に見えないプレッシャーが表に出て来たのか、単純に距離の壁なのか、スローに落としてしまったからいけなかったのか・・・。
答えはまだまだ出そうにない。
