そりゃないぜBABY
OH MY GOD!

04月10日 阪急杯 GIII

そりゃないぜ!キョウエイマーチ!!


マチコが1200m戦に出る?!

阪急杯の登録馬を見て、我が目を疑った。

マチコには1200mは合わないんじゃなかったのか?!
フェブラリーSにまで出して路線変更するんじゃなかったのか?!

野村先生の意図がまるっきり見えない・・・。
何考えているんだろう?

当のレースは19年ぶりのストライキによる開催中止のため、レース自体中止で代替もなしか?! と思われていた。
実際、私は中止になってほしかった。
マチコに1200m戦など走らせたくなかったから。
ただそれだけの理由で、代替開催なしを切実に願っていた。極悪かもしれないが事実である。
それに、阪急杯以外のレースに出走する予定だった馬に対しても悪いと思ったから。
重賞だからという理由で、阪急杯だけ代替開催するのは一種の差別ではないのか? 条件戦に自分の贔屓の馬が出走予定だったからなのだが、条件馬だって同じ競走馬なんだから、すべてのレースを代替開催するべきだろう。
ストのために中止になった時点で調整狂いは発生したのだから、代替開催をしたからといって自分の気はおさまらなかったかもしれないが・・・。
とにかく、マチコに1200mを走らさせないために阪急杯も中止にしてほしかった。

代替開催が決定した時点で、再登録がなされたらしい。
それでもマチコは出走を取り消さなかった。再び登録してきたのである。
なにかある。
野村先生は何か、考えている。
そんな考えがふと、脳裏を掠めるが、決定打はなく、まだ自分の中には「マチコに1200は無理」という思いが消えてなくならなかった。

2度目の出走馬決定で、今度はみっきぃが阪急杯に騎乗することになった。
騎乗馬はザゴールド
ジョイの勝負服は好きなのよねぇ〜
最初に思ったことはこんな事だったりする。
ホントはマチコが出るレースにみっきぃは出てほしくなかったんだけど、出ることになっちゃったんだから仕方がない。静かに見守っていましょう。
ザゴールドではマチコに太刀打ちできないことは、レース前から分かっていたので、全然期待もしていなかったし、回ってくるだけだろう。と、本気で思っていた。
だから、レース中、ザゴールドの位置なんか一度も確認してもいなければ、好きなはずのジョイの勝負服さえも目に入らなかった。

レース前、馬券を健闘している父親が、新聞を見ながら、キョウエイマーチはないやろう。と言うのにさして反論もしなかった。
この時点ではまだマチコに1200は短い。と信じて疑っていなかったから。

レース10分前くらいになって、やっと思い出したのだ。
雨が降ったらマチコは無敵
ということを。
それでもまだちょっと1200mは短いかなあ? という思いは消えなくて、でも、2着はあるかなあ? と、考えを改めたりした。

レース直前、ブロードアピールという武兄騎乗の馬が1番人気になっていたりした。
あのぉ〜、もしもし、私、ブロードアピールっていう馬、知らないんですけれど・・・。マチコやマイネルラヴなんていうG1馬を差し置いてまで1番人気になるほど本当に強いんですか?
なんでもかんでも武豊だからって1番人気にしていいってもんじゃないのよ。ぷんぷん。


私が聞いたことのない馬でも、G1馬を差し置いてでも、やっぱり勝つのが武豊なのかもしれないが・・・。

そんな不安を抱えながらレースがスタートする。

やっぱり、相変わらずなマチコのスタート。
マチコのスタートというよりは、鞍上のスタートと言った方がいいのかもしれないが(爆)。
で、お約束通り、サウンドワールドにハナを奪われる。
そのハナを奪おうと競り掛けに行くが、マチコ自身にその気がないらしく、しばらく追っつけていた手綱を押さえ折り合いをつける。

マチコがハナに立っていないレースを見るのは久しぶりかも。
なんてのんきに思っていると、もうコーナー中間。
かなり手応え良さそうに走ってるマチコ。
先頭を走るサウンドワールドとは、でもちょっと差がある。サウンドワールド自身もかなり手応え良さそうだし。

イケるかなあ?

直線向いて追い出しにかかる。
マチコが伸びる。サウンドワールドとの差が1完歩ごとに詰まる。

マチコの2枚腰、久しぶりだなあ。

どう見ても、サウンドワールドとは脚色が違う。

差し切っちゃったよ・・・。

それからゴールするまでに、かのブロードアピールが怒濤の追い込みを見せたが、マチコには届かなかったし、届くわけがないと思っていたので安心して見ていた。

しかしである。
マチコが差す競馬をして勝つとは思わなかったなあ・・・。

かくて、マチコは新天地を見いだし、1200mでも平気なことをアピールした。
これで、進路は高松宮記念から安田記念へと決まったも同然。
久しぶりに勝つマチコが見れて嬉しかったが、ちょっと複雑な気持ちなのは否定できない事実。
でも、ま、いっか。

とにもかくにも、おめでとうマチコ。


レースが終わって、しばらくしてから考えた。
「野村先生の意図」
というヤツを。
桜花賞を勝ったマチコは忘れてしまえということなのかもしれない。
阪急杯を勝ったマチコは桜花賞を勝ったマチコとは全くの別馬だったことは疑いようのない事実である。
あれは、4歳時のマチコではなかった。
そういうことを分からせるために、今回、阪急杯を使ってきたのかなあ? と、思わないでもない。クラシック馬であることには変わりはないが、桜花賞を勝った頃のものを今のマチコに求めるのは不可能だということを私たちに知らしめるためだったのかもしれない。野村先生自身も分かりたかったのかもしれない。

今のマチコにできること。
それが分かることができたのは最大の収穫だったのではないか。
私はそう思う。
そして、それを実践するためには鞍上はみっきぃではいけなかった。秋山騎手じゃなければいけなかった。
悲しいけれど、それが事実。