そりゃないぜBABY!
OH MY GOD!
11月16日 マイルチャンピオンシップ GT
そりゃないぜキョウエイマーチ!!
今週も全然痛手を受けていないのですが、というより、かなりホクホクにさせてもらって「そりゃないぜ!」じゃないのですが、とにかく書きます。
キョウエイマーチ、(勝手な呼び名は「マチコ」)下馬評は5番人気。
今年の桜花賞場の評価がここまで低いことに疑問を抱きながらも、内心、「もっと下がれ」と邪道なことを願う極悪ファン。
この5番人気は鞍上松永幹夫の「控えることも考えている」という言葉を受けているのかもしれないと邪推する。しかも、もう一頭の逃げ馬、サイレンススズカも、「将来的なことを考えて、ここは控える競馬もしてみたい」と言った。
レース前、解説者だったか実況者だったかが、『純然たる逃げ馬がいませんねえ・・・』とか言っていたのはこのためだろう。これを聞いて私は「み〜〜〜〜〜んな、みっきぃの策にハマっておしまい」と思っていた。
私はハナからマチコが控えるなんて考えていなかった。マチコを控えさせるという言葉を初めて聞いたのはオークスの時だった。あの時も果敢にハナに立ったのを見て「日本中に掛けた大ペテン」だぁ!と確信し、ローズステークスでも、そう言えば聞いたような気がする。秋華賞に至っては、「ハナにはこだわらない」と言う「控えさせる」と大胆に言わないまでもそれを匂わせるコメントを発する・・・。
もう、みっきぃにはだまされないぞ。
今回だけは絶対にハナに立つと思っていた。絶対に中団なんかに控えるはずがないと思っていた。
思っていたけれど、今日はなぜだか、レースは始まるしばらく前から動悸が激しくなる。
ドキドキドキドキドキドキ・・・・。
予想的中。
マチコは目の覚める好ダッシュで、ハナに立った。
タイキフォーチュンの落馬よりも、マチコの逃げっぷりに目がいく。
ふふん。ほらね。やっぱり。
大胆不敵な逃げを打つかと思われていたサイレンススズカが押さえて押さえてマチコの2番手をキープする。その様子がなんかおかしいと思った。あとで聞いた話によると、鞍ずれしてたらしい。河内騎手、ご愁傷様。
3番手にはブリンカー効果で爆走を期待しているヒシアケボノ。やっぱりスタートで煽ったけれども、そこから前につけれるだけの瞬発力は特筆もの。
4・5番手にはブレーブテンダーとタイキシャトルがつけている。
このまま行った行ったでもいいなあ。
などと思う。マチコから流しを掛けている私は、実はこの5番手まですべて押さえている。ヒシアケボノも押さえている・・・。
今回の馬券はマイルチャンピオンシップのセオリー『一番人気から流すべし!』を遂行しようか、どうしようか迷っていた。とりあえず、一番人気を確かめてみると、
「なんで、スピードワールドやねん・・・」
やはりというか、なぜ?というか・・・、正直な話、「ジェニュインはどうした!?」「タイキシャトルどうする?!」と言う感が拭えない。
しかし、他を引き離しての一番人気ではなく、タイキシャトル・トーヨーレインボー・ジェニュインらとはかなり人気を分けていた。
「とりあえず馬体重・・・・げっ!?・・・何? この+18kgって・・・・スピードワールド・・・」
成長分か、おデブさんか見極めるためにTVでのパドックを入念にチェックするが・・・分からなかった。ま、少なくともおデブさんではないらしい。
「でも・・・切ってもいいかも・・・」
一番人気から流しを掛けようかとも思っていたが、この時点で諦める。マチコの状態も良さそうだし、一目惚れのタイキシャトルも上々だったので、最初に予想した通りの馬券を購入。
シャトル=ワールドも押さえようかと思ったけれど・・・、あまりの低配当に断念。
「こんな配当じゃ、当たってマイナス・・・」
+18kgがどうしても不安材料として拭えず、一番人気スピードワールドはマチコのヒモのみ。
「前半44秒台です」
早すぎ・・・マチコ・・・。
しかし、ハイペースだからこそ、マチコの本領発揮というものだ。このタイムを聞いても私はあまり悲観はしなかった。桜花賞だってハイペース。桜花賞を再び!
3コーナーにかかる頃から、私は両手を胸の前で合わせ、Praying poseをしていた。
何を祈っていたのかは定かではない。実際何も祈っていなかったのかもしれない。
2番手だったサイレンススズカの手応えが鈍くなり、マチコが後続を離しにかかる。コーナリングを絶妙にこなし、ロスなく直線へ向く。後続との距離3馬身はあっただろうか?
ここで、マチコの連対は確信した。まだ鞭は入っていない。マチコの二枚腰はここからだ。
私のドキドキは最高潮!
ドキドキドキ!ドキドキドキ!ドキドキドキ!
「内からタイキシャトル!」
OK! タイキシャトルならOK! マチコ! そのままぁ!!
「キョウエイマーチ、粘る、粘る、粘る!」
1着馬タイキシャトルにはかなり離されたが、3着馬にもかなり差を付けてマチコが2番目にゴールする。
このマチコの直線でのひたむきな走りと、粘りに感動したのか私は涙があふれた。理由は分からない。今年のベストレースだと言って譲らない春天と違って鳥肌は立たなかった。粘るマチコがあまりにひたむきで、そこに感動したのだろうか・・・。逃げ馬にイレ込んだ時だけに味わえるスリルかもしれない。そのスリルが私の応援に応えてくれたから、涙があふれたのか。
多分、きっと、マチコが追い込み型だったら泣かなかっただろうと思う。もし仮に、ブライトがマイル向きでここに出て来て「追い込んで2着」しても私は泣かないと思う。逃げ馬だったから泣けた。そう思う。
本当にマチコにはいつもいつも驚かされる。オークスでは「控える」と言ってハナに立ち(逃げ潰れ)、ローズSでは「距離が・・・」などとぬかしつつパルコを押さえて快勝し、秋華賞でも逃げ粘る。
いったい、これからどれだけ驚かせてくれるのか。
手っ取り早い驚かせ方は、このままスプリンターズSか阪神牝馬特別への出走・・・。
でも、お願い。出て来ないで。スプリンターズSにはフラワーパークが、阪神牝馬特別にはファイトガリバーが・・・。
野村先生、もう休ませてあげましょうね!
最後にブレーブテンダー。この際、香港に行っちゃって修行してきなさい!

