そりゃないぜBABY
OH MY GOD!

10月31日 スワンステークス GII

そりゃないぜ!ロイヤルスズカ!!


火曜日に、あの洋行がロイヤルスズカに騎乗するということを聞いた。
でも、最初は信じていなかった。
宝塚記念のススズの鞍上の前科があるのだ。そう簡単に信じるわけにはいかなかったし、自分自身、信じられなくなっていた。

別の馬なら信じていたかもしれない。
洋行がスワンSに出るだけでも珍しいことだから、違う馬なら、それだけで喜べたかもしれない。
でも乗り馬が「スズカ」なら話は別だ。
サイレンススズカの神戸新聞杯での大ちょんぼ以来、洋行は「スズカ」の馬に乗れなくなった。
『勝てると思ったから追いませんでした』
などと、余裕カマして大外から吹っ飛んで来たマチカネフクキタルに差されてしまって以来、洋行は「スズカ」の馬には乗れなくなった。
当然と言えば当然である。
勝てるレースを逃してしまったのだから、馬主としては、もう二度と乗せたくないのが心情だろう。
なのに、何を血迷ったか。ロイヤルスズカに騎乗させるという。
勝負捨てたのか?! 永井(馬主)さん、、、。
金曜日の枠順発表を見て、初めて洋行が「スズカ」の馬に乗るというのを実感して思ったことが、これだったりする。

でも、素直に嬉しかったのは事実である。
洋行がまた「スズカ」の馬に乗れるのは嬉しい。「スズカ」の勝負服を着た洋行が見られるのは嬉しかったりする。
あの勝負服は個人的に好きだ。
好きな勝負服に身を包む好きな(少し語弊有り?)騎手というのは見ているだけで嬉しい。

ロイヤルスズカに乗れる事実を実感してから改めて出馬表を眺める。
マチコとルスズ以外、買える馬がいない、、、。
言い換えれば、マチコとルスズ以外買いたくないとも言う。
1番人気になるであろうマイネルラヴは、まだ古馬の1線級と当たっていないし、どうもまだ強いというイメージがない。鞍上はとっても恐いのだが、だからと言ってそれだけで押さえるという気にもならなかった。

エイシンバーリン・シンコウフォレスト・マサラッキは明らかに距離が長いと見た。しかも、休養明けでの馬体重増も気になるところ。
それよりも何よりも、、、買いたくないんだ。マチコの敵なんて。
と、言うのが事実だっりする・・・。

マイネルラヴよりも恐いと思ったのは、キュンティアとメイショウアヤメ。
キュンティアは他の休養明けの馬達と違って使われている強みがある。それになんと言っても斤量53kgはとっても魅惑的。
押さえる以外に手はない。しかも人気はない。美味しすぎる。
メイショウアヤメは成貴さんが脚質転換させた馬である。まあ、出遅れての苦肉の策だったのが事実なのだが、それでも、あの脚は脅威だった。飯田Jに戻ってもいい脚は使わせているし、キュンティア同様の斤量53kg! 休養明けでも買わない手はない。
洋行がルスズに乗ろうと、マイネルラヴが1番人気になろうと、キュンティアが恐かろうと、それでも私の本命は誰がなんと言おうと、キョウエイマーチだった。
マチコ以外は目に入らない。太りやすい体質というのは聞いた。例え二桁増体重でも私はマチコと心中する。
それ以外は何も考えていない。いや、考えられなかった。

しかし、当日の私のPATはお寒い状態だった。
それを少し潤いを取り戻してくれたのが、あろう事か、洋行のビコーミニスターだった(10R)。
それでも、大きく買ってはいなかったから、言うほど潤ってはいない。で、結局、何を買ったのかというと、マチコの単勝、ルスズの単複、マチコ*ルスズの馬連、それだけである。
ルスズの単勝なんて、ビコーミニスターが勝ったからのご祝儀みたいなモンで、獲る気は一切なかった。
ルスズは2着でOK!
そう思いながらレースに臨んだ。

マチコは適度に絞れて出走できていた。いいことだ。太りやすいと言われながら、マイナス体重で出てきたと言うことは、調教で頑張ったんだろう。50秒切れなかった坂路の時計はちょっと不服だったけれど、休養明けと言うことを考えれば、上出来だね。

思いっ切りなマイネルラヴの1番人気を見て、
みんな、武豊マジックに騙されている・・・。
本気でそう思った。
確かに恐いけれどねえ、、、鞍上だけは。
マチコは2番人気に甘んじていた。
マイネルラヴの単勝支持率が上がる度、マチコのODDSが上がる。笑いが止まらない(バカ)。マチコの人気をもっと下げろ!
本気で願っていた。

レースが始まった。
相変わらずのロケットダッシュ。さすがだね。マチコ。
あれ?! なんで?! なんで逃げないの? なんで突き放さないの?! マチコ!!
あろう事か、マチコはエイシンバーリンの2,3番手に甘んじる。
こんなマチコが見たかったわけじゃない。エイシンバーリンさえもぶっち切る逃げが見たかったのだ。
控えるマチコが見たかったわけでは断じてない!!
それでも掛かってはいないらしい。それだけが救いか?
しかし、問題は直線である。
マチコが直線で切れる脚を使えるとはとうてい思っていない。ローズステークスでは2の脚使って見せたが、それは2000m 戦で、しかもあの時は楽逃げしていたから。
1400m のいわばスプリント戦で、マチコが直線追い込むなんて考えられなかった。

そして、悪夢は事実となる。
マチコは伸びきれずに馬群に沈んでいく。
こうなれば誰が勝っても同じこと。もう、誰でも勝っちゃえば? 状態。

あれ?! あの、INにいるの、白い帽子、スズカの勝負服だよねえ? (逆光でよく分からない)
ええぇぇ!!! 洋行ぃ?! バーリン差しちゃう勢いあるよ。マジ?!

『その外を突いてヒロデクロス!』
・・・・・・。ヒロデクロスより、ルスズの方が前にいるんだけど、、、。
ぞえっちよりも洋行だろう?!

『しかし、内を突いてロイヤルスズカ! ロイヤルスズカが突っ込んで来た!!』
遅いよ。実況アナ、、、。なんで、外ばっかり気にするかな?


――――― ああぁぁぁ、、、。それにしても。
勝っちゃったよ洋行。どうしよう?
スズカの馬に乗れるのでさえ嬉しいのに、勝っちゃったよ・・・。

しばらく、動転する。

重賞勝ったのいつ以来?! (96年4月プロキオンS以来2年半ぶり)
みっきぃより先に今年重賞勝っちゃったよ、、、。(それはただ単に、みっきぃが不甲斐なさ過ぎ・・・)

マチコの敗戦をそっちのけにして、ただただ、呆然。

きっちり答えを出した洋行。これからは、橋田厩舎のスズカの馬でバンバン勝っておしまいなさい。

さて、みっきぃ。
共倒れになりたくなかったから控えたとか・・・。
その判断は正しくないことはないでしょう。でもね。「ペースが落ち着くんだったら、逃げれば良かった」って思わない?
次は逃げてね。絶対に!!


マイネルラヴは予定通り。メイショウアヤメはあの+30kgの増体重を見れば仕方ない。キュンティアは、、、さあ、どうしたんでしょう?


ロイヤルスズカ、というより、洋行の重賞勝利に気が動転して、冷静ではいられない自分であった。
まさか、MCSでも洋行乗せないよね? 橋田先生・・・。