はがき絵の描き方について
描き方といっても特にルールがあるわけではありません。私なりに描いている方法をご紹介いたしますので、あとは皆さんの工夫でいろいろチャレンジしてみてください。
1.描くための道具について
最近、はがき絵を描くためのセットがいろいろ販売されているみたいです。ただし、私のすんでいる高松(四国)には、デパートや文房具屋さんには、なかなか売られていなく、困っています。
2年前に、仕事の関係で東京に3年間住んでいましたが、その際には東急ハンズなどがあったため、道具を用意することに困ることはぜんぜんありませんでした。やっぱり、これが文化レベルの違いかな、と思っています。
現在、私がつかっている道具を紹介します。はがき絵を描く際にもって歩くのは、固形絵の具付き携帯パレット筆1本、耐水性のペン、フィルムのケースおよび水彩画用「はがき」の5点です。
小さな袋に入れれば、まったく邪魔になりません。
フィルムケースは、実は水入れなのです。このケース1個あれば、3枚は描くことができます。フィルムケースに水を一杯入れても重くはありませんし、密封されてますので、こぼれることもありません。大きな水入れですと、重 くてしかたありません。
絵の具は、固形絵の具を使う方が便利です。チューブ式でもいいのですが、はがき1枚描くために使う絵の具の量は、ごく僅かです。チューブ式ですと、ついつい余分にパレットに出しすぎてしまいます。

2.描き方
私の場合、はがきにまずペン(耐水性or油性)で、風景や建物を見ながら構図をとります。

色付けは、薄い色から塗り始めます。水彩画は、一度濃く塗りますと修正は利きませんので、気を付けてください。
筆に少し水を含ませて、固形絵の具を筆で擦れば、色が溶け出してきます。それを、パレットで、他の色と混ぜ合わせて、任意の色を作り、はがき絵に色付けをしてください。

3.鉄則
・現地で完成させること。あとで、色付けをしようとしても、そのときの感動は後では表現できません、
・はがき絵にペンでデッサンしているときに、「失敗だ」とデッサンを中止しないこと。少々、線が歪んでいたり、建物が見た通りになっていなくても、ぜんぜんかまいません。写真ではないのだから、歪んでいても、うそがあっても、いいんです。その方が、はがき絵らしくって素敵なのです。ですから、一度描き始めたら、絶対に最後まで描くことをお勧めします。
・最初から、濃い色は塗らないこと。また、何回も塗り直して、コテコテにしないこと。水彩画はあっさりと仕上げる方が素敵です。
・1枚の絵にかける時間は、最高1時間です。それ以上、時間をかけても、無駄です。特に、旅行や出張中に描こうとすると、時間がとれても30分くらいです。早い方は、15分で描きあげます。