過敏性肺炎



 わが国における過敏性肺炎の過半数をしめる。夏に集中するところから、この名前で呼ばれています。
 日照りや風通しの悪い古い木造家屋の朽ちた木や畳などに繁殖するトリコスポロンという真菌(かび)を吸入して起こります。梅雨以後の高温多湿の季節に起こることから夏型過敏性肺炎と呼ばれるのです。

「症状」:

 発熱、強い咳、呼吸困難など。
 胸の写真をとると、杯に細かい粒状の陰影が写り、血液を採取して調べると、抗体が証明されます。

これと似た病気には

 小鳥の血清で起こる「愛鳥家病」(鳩飼い病)

 空調機や加湿器の水に繁殖した真菌や微生物を吸い込んで起こる「空調病」

 農作業に従事する人に起こる(これも干し草に繁殖する真菌でおこる)「農夫肺」などがあります。

治療:

副腎皮質ホルモン剤の内服がよく効きます。
小鳥は飼わない。空調機や加湿器の水はこまめにかえる。
環境をかえる。

抗原がわかったら、環境をかえて抗原から離れることが大切です。場合によっては、職業を変える、あるいは住居の建て替えや、古い箇所の修復、転居等も考えるべきでしょう。また空調装置や加湿器屋内外の徹底的な清掃も実行してください。


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