高コレステロールの治療は
「NHKの今日の健康」から・・・すばらしい番組です。ぜひ継続して視聴されることをお勧めします。

質問:
33歳女性:3歳になる長女が高コレステロール330mg/dl、私336mg/dl,母330mg/dl「成長期なので、食事制限しない方がいいでしょうといわれた。
私も、目の上に4-5箇所、黄色い脂肪のブツブツがある。治療を受けなくていいのでしょうか?
答え:
「家族制高コレステロール血症」は、高コレステロール血症になりやすい体質が遺伝して起こるものです。血清コレステロールが230mg/dl以上で、アキレス腱に肥厚があり、一親等の家族に高コレステロール血症の患者さんがいると、診断されます。
この病気を放置しておくと、男性では30歳頃から、心筋梗塞を起こす可能性があるので大変危険です。したがって男性では、20歳頃から治療をはじめなくてはなりません。女性では、閉経前の女性は安全で、まず心筋梗塞を起こすことはありません。けれども結婚や出産が終わった30歳頃から、積極的に治療をはじめた方がいいでしょう。あなたは33歳ですから、もう治療を開始した方がいいと思います。
子供には治療の必要がありません。卵黄等のコレステロールを含む食品や、動物性脂肪をさける食習慣を身につけさせてください。それも制限しすぎるといけません。食事療法を一人でするのは大変ですから、家族ぐるみで行ってください。
食事療法だけで、効果が不十分で、コレステロール値が下がらない場合は、体内でのコレステロールの合成を抑える、「HMG-CoA還元阻害剤」という非常に効果の高い薬があります。医師と相談して、処方してもらってください。定期的に検査を受けて、コレステロール値が下がっているかどうか確認することが大切です。