いろいろあって成長していくのですが...!


 
先日、JRの帰りの列車の中で
S高校の生徒とトラブルがあったそうです。

S高校の生徒達が体育祭の練習の帰りだったらしいのですが
暑いので列車の窓を開けたところ

"同一性の保持"と言いますが同じとき同じ場所で同じ状態でないと
気になって仕方がない.....そう言うところがあったりするのです。

裕生が窓を閉め、するとまた、S高校の生徒が別の窓を開け、
するとまた裕生が大きな声を出しながら閉める。
そうして彼らがつついたりしていたところを車掌さんが中に入ってくれて
「この子は、こういうところがある子だから...君たち別の車両へ
移ってくれないか....」と....彼らは、「何で俺達が.....」
みたいなことだったらしいのですが

それを見ていた方が学校の方へ
「S高校の生徒達の態度がけしからん!!」というメールを出していただいたようなのです。
そのことが周り回って私たちの知りあいのところへ話が流れ....
それは、きっと裕生君だということで学校の方から連絡があり、昨日、母親が
学校へ行ってきました。
学校の説明では、
「彼らも裕生のことをはじめからからかってやろうとか言う
意志があったわけではなく、反省している。」ということで
そんなに陰湿なものでは、なかったようなのです。
まあ、ありがちなトラブルだと思っているわけです。

これで、学校の指導とか生徒達の意識とかが
少しでも向上してくれればそれもまた、裕生が毎日、通っている意味があるわけで
もっともっと、社会の中でいろいろなハンディを持っている人が
一緒に生活できるようにしていかなければ!!
なんて、思ってしまいました。

今回の話とは、異なりますが
いろいろな場所で小学生ぐらいの
子供たちが裕生のしぐさを見てからかっているところを目撃することはありますが
昔は、「コラ!」とやっていたところが最近は、逆にその子たちに
話しかける!...見たいなやり方で気づかせる様に努力しています。
子供の頃ってなにも考えずに面白がって.....て事がよくありますよね。
「コラ!」のあとのフォローがないと嫌な思いだけが残ってしまうと思うんです。
将来、そのこたちがボランティアに参加したり他の子を諌めたり
また、彼らの子供によい教育をして欲しい、それが裕生達の
将来、全部の子供たちにとってよくなるように.......

でも、高校生やそれに近い年齢の青年たちのいじめ、カツアゲなんかに
なると話は、全然別物何です.....絶対に許せません。

今回は、それほど悪質なものではなかったようなので
ちょっとホットしているところです。

社会で行動するということは、いろいろな場面に遭遇するものですが
それに対処しにくいのが自閉症です。
こんな時に1週間に1,2度の巡回ガイドヘルプ制度みたいなのがあれば
他の通学の子供たちも、その親御さんも安心していられるのですが.......
ちょっとした援助で多くの人たちが社会に出られるそれが社会福祉だと思います。




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