仏壇の駒組、など....
母親が初日、いっしょに見学してきました。
裕生は、かなり緊張していたようで
寄宿舎に帰ってから疲れていた様子が連絡帳に書かれていました。
ボンドをつけて組んでいく作業なのですが
ボンドのつけ過ぎがなかなか修正できないようです。
午前9時30分から昼食まで15分の休憩をはさみ、
1時間のお昼休みの後、4時まで15分の休憩だけで
ほとんど立ち仕事だそうで、
疲れるのも無理ありません。
何でも経験させることを常に考えてきたので
実習も大きな経験、裕生の財産になればと.....
何か結果を出して報酬を得ると言う事を考えると
田舎であることのハンディは、想像以上のものです。
周りの誰もが就職難なのですから....
特に秀でた才能を発揮しなければ
単純労働、肉体労働、になってしまうのです。
社会での基本的な事柄、挨拶など....
初対面の人に挨拶ができる、返事ができる、
自閉症である裕生達にとって最も苦手とするところですが
少しづつ克服していかなければならない事であり
社会人として誰もが身に付けなければならい事なのです。
苦手なこと、嫌がることでも人間として必要なことなのですから...
先日、札幌の岩渕さんから
スウェーデェンにおける"しょうがいしゃ"の生活とそれを支える
社会についての講演内容をUPしたとの連絡をいただきました。
われわれが目指すべき理想的なシステムに近いもので
あると思いました。
ぜひ、彼のホームページとともに一度、読んでみてください。
素晴らしいものです。
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