• 授業参観/国語!

 今日は、自家用車で裕生とふたりで出かけました。
ゆっくり間に合うつもりが朝の通勤ラッシュで
また、ぎりぎりに学校へ到着しました。

 寄宿舎で寮母の先生に昨夜、寝苦しそうにしていたこと、
風邪気味かも知れないことを報告してから
部屋で布団のシーツを付けたり、着替えを自分の場所へ片付けたりで
(着替えは、自分で所定の場所へ片付けることができるようになって
きましたがシーツは、8割まで親の助けが必要でまだまだ
時間がかかりそうです。
放っておけば、時間がかかってもできる様な気もしますが
朝の短い時間のなかで親も焦ってしまってついつい助けてしまうのです。)
 いつもより遅く教室へ行くと副担任の先生がいらっしゃって
体調のこと、休み中のことなどを報告していると
先日の宿泊訓練の写真が張り出してあってので
10枚ほど注文してしまいました。
 手元に届いたらまた、ここで紹介します。

 月曜日の国語の時間は、休み中の出来事をみんなの前で
発表する形式で進められるそうで、事前の先生のお話しでは、やはり
一番苦手なようで単語がボツボツ出てくる程度のようです。

 授業がはじまりました!
はじめから、先生の話しを全然聞いていないし、
他の子の話しも全然聞いていない。あ〜あ最悪!
 そのうち、身体が前後に揺れてきていつもの悪いパターンの
手を前に出して顔を左右に振る行動がではじめ、完全に自分の中に入っているようで
正直、何とか声をかけてくれないかと思う気持を我慢、我慢の父でした。
 一番苦手な授業でもあり、もう少し気持をひきつける工夫が
必要ではないかと思いました。
 授業のあと先生とお話しする時間があり、その辺のところを
お願いしておきました。
担当の先生にも理解していただき「そのように努力します。」とのお答えに
安心しました。
次回に期待と言うところですが率直に先生とお話しできたことは、
大変収穫がありました。
少し、言い過ぎたところもあったかも知れませんが、こちらの
意図するところを理解していただいたと思います。
 
  • 施設についてのディスカッション!
 小規模作業所の所長さん、通所形式の寮育施設の所長さん、 池田町にある施設で在宅の方々のお世話していらっしゃる担当者、 国府養護の卒業生のお母さん、 以上の方々を迎えてのディスカッションです。  通所形式の寮育施設の所長さんのお話しでは、"施設としては、 通所の人達にできるだけきびしく接している。それは、 ここから実社会にはやく巣立っていただきたい、そのために できるだけ厳しくやっているということです。 それでも実社会では、もっともっと厳しいものである"との お話しでした。 しかし、入所された方の御家族は、"いつまでも施設に通わせて欲しい と思っていらっしゃる場合が大半で行く先が見つかって ホッとしている"のが現状のようです。 しかし、"それでは困るのだと...つまり実社会に出るための練習の場所 であって通所が最終点では、いけないのだ!"...と 現実問題として出られる方が非常に少ないので施設は、 すぐ定員いっぱいになってしまうのだそうです。  小規模作業所の所長さんのお話しは、"養護学校を卒業しても 在宅で何もせず、一日中家にいる人が非常に多い、 不健康である"、それを見かねて 「なんでもいいから毎日作業所に通ってきてできることを 見つけて、それをやろうじゃないか!」というのが作業所を作るに至った 気持だそうです。ですから 作業所とはいいながら利益につながらない 作業も多く金銭面は、いつも苦しいとのことでした。 もう少しお話しをお聞きしたい!  池田町にある施設の方で在宅の方々のお世話していらっしゃる 担当者のかたは、"我が県の福祉行政は、箱型行政である!との お言葉、すなわち施設...建物を作ってそこへみんな 集めてしまえ...のような内容のない福祉行政がまだまだ 幅を利かせている福祉後進県である"とのご発言でした。    同感です!  国府養護の卒業生のお母さんのお話しは、昨年、お子さんが卒業なさって いろいろな事業所で研修をくりかえし 職場適応訓練.. 拡大ケース会議 での結論を待っている状況なのだそうで もし、就職できなくても努力を続けていくつもりだそうです。 「ですから他の皆さんもけっして諦めることなく努力して欲しい!」 とのお言葉でした。 みなさんのお話しは、すべて実践から出たお話しで説得力があり 共感する面がたくさんありました。 さあ、これから質問するぞ!と言うときに携帯電話が鳴り 叔父が亡くなってのですぐ帰れという連絡でした。 残念ながら、踏み込んだお話しをお聞きすることなく 学校を後にしました。 別の機会を持てるように相談してみようと思っています!
 




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