グランドコンディションも先生方の懸命の整備で
上々の様です。

教室から出てきた裕生は、
入場ゲートのところでキョロキョロしながら
自分の居場所を気にしているように見えました。

学校での自分の位置を気にするようになったのかな?と
親の欲目で成長したように感じ取れました。

いろいろな場所、状況を経験するうちに
自分の経験したカードの中からある程度は、対処できるものを
獲得してきたのでしょう。
裕生が初めての体験をするとき
逃げて通りたくなる親の弱さを乗り越えて行くことが
裕生の成長の道なのだということを最近痛切に感じるのです。

頭を下げて元気のない入場行進でしたが
「裕生〜!」と母親が声をかけると”ニコ!”として
少し元気が出たように見えました。

小学校、中学校ではよく心配していたランニングでしたが
スムーズに走って2着でゴールインしました。

全員でのリズム体操では、結構、楽しそうに
手を上げたり、回ったり、最後のジャンプまで
見ているほうも楽しい時間でした。

2年生の中でも数名は、用具の準備や後片付けなど
先生の指示で動き回り、大変嬉しそうでした。
裕生も少しでも何かできたら......と
親の希望は、膨らんでいくのです。


裕生だけでなく、他の子供たちにも
裏方のような仕事もできなくても参加させてやりたいと
思ったのは、私だけでしょうか?


運動会、これから行われる文化祭、
違った面からの参加をもう少し考慮しても良いのではないか!
それが積極的な学校生活につながるのではないか!
彼らの成長を促すことになると思うのです。

学校にとっては、毎年、行われる行事でも
子供たちにとっては、本当に貴重な時間なのですから......






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