日本の世界遺産

 

 世界遺産とは
  国連教育科学文化機関(ユネスコ)は1972年、世界的にみて貴重な建造物、遺跡、自然などを人類全体の遺産として保護・保存するための世界遺産条約(正式名:世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)を採択しました。この条約に基づいて作成される世界遺産一覧表に登録されている物件のことを世界遺産といいます。

 有形の不動産が対象
  世界遺産の種類には、建造物や遺跡などの文化遺産、地形や生態系などの自然遺産、文化と自然両方の側面を持つ複合遺産の3つがあり、いずれも「顕著な普遍的価値」を持つ「有形の不動産」であることが前提になっています。2006年5月現在、一覧表に登録されている世界遺産はアンコールワット(カンボジア)やベルサイユ宮殿(フランス)など全部で812件です。

 日本には13件
  日本は1992年に条約を締結。同年提出した暫定リストの遺産2件が初めて世界遺産に登録されました。2006年5月現在の登録数は文化遺産10件、自然遺産3件の13件。このほか「石見銀山遺跡とその文化的景観」の文化遺産への登録を推薦済みです。

 登録基準
  文化遺産は「人間の創造的才能を表す傑作」など6項目、自然遺産は「類例を見ない自然美」など4項目ある。詳しくは日本ユネスコ協会連盟のホームページへ


日本にあるユネスコ世界遺産
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