えっ!?こんなところにSMAPが!?特別編

『N居な工場次長の巻』

とある会社に、某超有名アイドルグループのリーダーとよく似た名前の人がおります。その人を仮にN居さんとしましょう。この方28歳で工場次長。何がすごいって、この方、『小柄で、病気ちゃうかってくらい痩せているくせに大食いで、工場の若い子に慕われてて、年輩の人に可愛がられてて、ケチで、人にたかるのが上手くて、気は強いけど臆病で、暗いところと怖い話が大の苦手』なのです!そういった雰囲気の方、ご存知の方は多いと思われます。

では!このN居さんのエピソードの数々をどうぞ!(もう一人の登場人物はN居さんと同期で同い年で、社長の息子、現在は別の課の課長をやっている方です。便宜上K村さん(仮名)とさせていただきます)

  1. N居さんは独身でいつも会社で弁当を頼むのですが、あるとき弁当を持ってきました。彼女の手作りか?と興味を持ったK村さんが見ていると中身はご飯だけ。どーするのかと思ったら、やかんでレトルトのカレーを温め、それをかけ始めました。K村さんが理由を聞くと、「月末でお金がないから。実家で米もらってきて、S&Bに勤めてる友達にカレーもらったから。これから昼と夜はカレーにする」とのお返事。その様子があまりに哀れだったので、K村さんは月末まで昼の弁当をおごってやり、夜も自分のうちで料理を作って食べさせてあげました。
  2. N居さんは働き者なのでいつも遅くまで仕事をしています。が、この工場には幽霊が出るという噂があり、怖がりのN居さんは一人になるのをすごく嫌がります。遅い時間になって、一緒に仕事をしている人が帰ろうとすると、黙って作業着を引っ張って引き止めるそうです。大抵の場合はそれで帰らずに待ってくれるのですが、引き止められた人にも事情があります。そんなときにはK村さんの課に内線がきて、K村さんに「みんな帰るから一人になってしまうんだけどどうしよう」と訴えがあり、訴えられたK村さんが工場に行って、仕事が終わるまで待ってあげるそうです。
  3. そんな訳で、工場を出るのが最後になることもしょっちゅうです。最後に帰るときにはセコムのセキュリティがかかっているか確認しないといけません。これがかかっていないと真っ暗な工場の中、懐中電灯を持って点検に回らないといけないのですが、N居さんは暗い所が苦手です。なので、K村さんに点検について来てもらう、というよりも、先に歩いてもらってその後ろをびくびくしながらついて行くそうです。
  4. この会社はグループの一つなのですが、年に一度グループ会社の全社長クラスが集まってドイツの展示会へ行きます。昨年の展示会には次期社長のK村さんも同行することになり、その話を聞いたN居さんが「いいなー、海外って行った事ないなー、行きたいなー」とポロッと言ってみたら、本当に連れて行ってくれました。何でも、社長が会長と会った際にその話をし、N居さんの人となりについて語ったところ、会長が連れて来なさいと言ったとか。
  5. その話が決定した後、会社に会長がやって来たので、K村さん、N居さんも一緒に夕食会をしました。飛行機に長い時間乗るのは疲れるそうですね、とN居さんがポロッと言ったら、その年の飛行機の席はビジネスクラスになってしまいました。それまでは会長以外はエコノミー。ちなみにN居さんが参加しない今年もエコノミーだそうです。

このたかりっぷり!へたれっぷり!おねだりっぷり!私の持つ、中居ちゃんの(おいおい名前出てるやん)イメージにぴったり!一度もお目にかかった事のないN居さん(仮名)が中居ちゃんの様に良く見れば美人だったらいいのに…と思っている次第です。

あなたの周りのSMAPな方!おられましたらお知らせ下さいませ!

と、ここにN居工場長の新ネタ登場!

  1. それは、昨年の二月初めの金曜日のことでした。その週は土日連休だったので、N居さん、K村さんの二人で飲みに行くことになってたのですが、突然見学にやって来た取引先のお偉いさんとの夕食会に、K村さんは出ないといけなくなってしまって、N居さんは別の人と一緒に飲みに行ってしまいました。じつは、N居さんはかなり酒好き。それほど強くはないけど、とにかく好きで、仕事が速く終わった日は、必ずと言っていいほど誰かと(ほとんどはK村さんと)飲みに行ってるほど。で、退屈な夕食会が終わって、K村さんが家に帰ったのが一時過ぎ。しばらく部屋でボーッとしていると、電話のベルが鳴り出して、出ると相手はN居さん。しかも、泣きかけの声で「事故った」。びーっくりしたK村さんは、とにかく大急ぎでN居さんが電話してきたところまで、車で迎えに行きます。彼らは『車がなくては生きていけないような所』で暮らしているので、N居さんは車で飲み会に行って、飲酒運転して、ハンドルを切り損なって車ごと田んぼに落っこちてしまったわけです。そして、左手から血をダラダラ流しながら、一番近い公衆電話のある場所まで、約二十分ほど歩いて、救急車を呼ぶと飲酒運転がバレてやばいことになるかもしれないので、K村さんに助けを求めたわけですね。K村さんは、昔から知ってるお医者さんを叩き起こして、N居さんのケガを見てもらいました。結果、全治一週間。で、ここからがすごい!ケガが直るまで、片手で不自由だからって、K村さんは自分の家にN居さんを泊めて、食事から何から全部面倒みてあげて、ケガが直ってからも、新しい車を買うまで、毎日会社までの送り迎えをしてあげて、そ・し・て!痛いのを我慢して、冬の夜道を二十分も電話を求めて歩いたN居さんのために、なんと、携帯電話を買ってあげた!そのうえ、その携帯の月々の使用料は会社持ちにしてしまったK村課長!これだけでも、実話か!?と思えるほどですが、実話です。ちなみに今までの話をしてくれたのは、K村課長自身。聞いていたのは、Major通信大阪支局の赤い怪獣嬢。赤い怪獣嬢は、おいおいおいー!と心で突っ込み倒したそうですが、一緒にこの話を聞いていた、同じグループ会社の人(もちろんN居次長を知っている)は、別に変なことないやんって感じで、聞いてたそうです。
    N居工場長!あなたって一体どういう方なんだぁ

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