ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・ラフォン・ロシェ (メドック地区サンテステフ村・第四級)  
Chateau Lafon-Rochet http://www.lafon-rochet.com/

 1959年にテスロン家(シャトー・ポンテ・カネも1975年から所有)が買収し、品質は、1990年代半ばからは顕著に向上しています。力強く、熟成により本領を発揮するワインです。


ヴィンテージ
GRAND VIN
2006
2005
2001
2000
1995


ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 1855年の格付けでは四級に格付けされたが、ラフォン=ロシェはすばらしい位置にあるのだから(ラフィット・ロートシルトともコス・デストゥルネルとも隣接しているのだ)、毎回、今常習的につくっているものより個性と味わいの強いワインを生産するべきだ、というのが現在衆目の一致するところである。現在の所有者であるテスロン家は1959年にこのシャトーを購入すると、畑と荒廃したシャトーを徐々にではあるが大幅に復旧する計画に乗り出した。今日では畑はすっかり刷新され、鮮やかな、ほとんど悪趣味に近い黄色の平屋建てのシャトーの中には、新しいセラーがつくられた。

 この10年間で、@収穫時期を少しだけ遅らせる、A新樽の比率を増やす、B畑においてもブレンドにおいてもメルロの比率を増やす、C出来の悪い発酵槽のものはセカンド・ワインにするという、品質志向のいくつかの理にかなった決定がなされた。その結果、グラン・ヴァンはいっそう印象的なものとなった。
 1970年台には(このシャトーの血統からすれば)がっかりさせられるようなワインを数多く生産したが、1990年代に傾注された努力のおかげで、今では明らかに1855年の格付けで与えられた地位にふさわしいシャトーとなっている。

〜一般的な評価〜
 1970年代に大きなスランプを経験した後、特に1994年以降はよくなり、2000年、1996年、1995年はこれまでに最も成功したワインの代表例である。今では四級の格付けにふさわしい、時にはそれ以上のワインをつくり出している。


平均年間生産量:12万本
畑 面積:42.0ha、平均樹齢:30年、植樹密度:9000本/ha、平均収量:54hl/ha
育成:発酵はステンレス槽で21日間。樽内マロラクティックを行い、熟成も新樽50%で20ヶ月。清澄も濾過も行う。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー40%、カベルネ・フラン5%
所有者:テスロン家



◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Chateau Lafon-Rochet (税込み価格)
2006 シャトー・ラフォン・ロシェ 4.500円
[PP88]


Chateau Lafon-Rochet (税込み価格)
2005 シャトー・ラフォン・ロシェ 6.590円
[PP90〜93 WS89〜91]


Chateau Lafon-Rochet (税込み価格)
2001 シャトー・ラフォン・ロシェ 6.550円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 樽から試飲した時よりもはるかに出来がよくなっているラフォン=ロシェの2001年は、暗いルビー/紫色をしており、複雑なアロマは森の下生え、溶けた甘草、黒系果実、樹皮を思わせる。なめらかな、磨きのかかったタンニンが、このミディアムボディからフルボディの、画一的であるが魅力的な、十分な素質のあるサン=テステフに見つかる。私が当初予想していたより香りが成長しているし、深みも増している。
予想される飲み頃:2005〜2013年 ポイント88

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


Chateau Lafon-Rochet (税込み価格)
2000 シャトー・ラフォン・ロシェ 10.800円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 これは酸の弱い、黒/紫色をした作品で、香り高いブーケは燻煙、ハーブ、なめし革、お香、黒系果実を思わせる。フルボディで、豪勢、ねっとりとしており、力強さはたっぷりで、タンニンはほどほどである。このヴィンテージの掘り出し物である。
予想される飲み頃:現在〜2016年 ポイント90

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


Chateau Lafon-Rochet (税込み価格)
1995 シャトー・ラフォン・ロシェ 8.300円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 瓶詰め以降閉じてしまったが、印象的なほど素質のある、豊かな、甘い、カシスの香りと風味のあるワインだ。印象的なほど縁までいっぱいに濃いルビー/紫色、ヴァニラや土を思わせる、スパイシーな香り、ミディアムからフルボディ、秀逸から傑出した豊かさ、ほどほどのタンニンが感じられる、力強い、十分に輪郭のはっきりしたフィニッシュ。
予想される飲み頃:現在〜2018年 最終試飲年月:2002年4月 ポイント89

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン


          

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