ファインワイン【宮武酒店ネットウェーブ】
 シャトー・モンブスケ  (ボルドー:サンテミリオン地区)
Chateau Monbousquet Saint-Emilion Grand Cru Classe
http://www.chateaupavie.com
近年、急上昇中! サンテミリオンの新帝王
 1993年にジェラール・ペレス氏の所有になり、コンサルタントにミシェル・ロラン氏の起用、醸造所を新設、ブドウ畑に灌漑設備を完備するなどシャトーの改革が行われ、驚くほど果実味の凝縮された魅力的なワインをつくりだしています。
 2006年のサン・テミリオンの格付け変更で、グラン・クリュ・クラッセに昇格しています。

ヴィンテージ
GRAND VIN
2007
2005

2001
2000
1999
1998

Second Vin
1997

Rose Wine
2004

Blanc
2005
2003

ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 モンブスケは大規模なシャトーで、ケール家の誇りと喜びであった。このシャトーは、商業的に広くアピールする、常に適切な価格のつけられた、果実味があってしなやかなスタイルのサン=テミリオンをつくっていた。ヴィンテージから5〜6年で飲んでしまうべきワインだったが、単純で興味をかきたてられないものであることが多かった。


 1990年代の初め、ケール家はスーパーマーケット業界で財産を築いたジェラール・ペレスにモンブスケを売却した。ペレスはすぐにセラーを刷新し、ミシェル・ロランを醸造コンサルタントとして招き、ワインづくりに乗り出した。現在では、ここのワインはサン=テミリオンで最も凝縮感のある、うっとりさせられるようなワインとなっている。収量は1エーカーあたり2トン未満に抑えられた。ペレスの品質へのこだわりは、1993年という難しいヴィンテージで華開き、モンブスケの1993年はアペラシオンで最上のワインの1つとなった。このシャトーは、15〜20年もかけて熟成する多面的で完璧なサン=テミリオンを求めるワイン愛好家に応えてくれる、興奮させられるワインをつくり出している。

〜一般的な評価〜
 1950年代、1960年代、1970年代のモンブスケを面白みに欠ける、味の薄いワインとして記憶している人は、1994年以降のワインの品質とスタイルに衝撃を受けるだろう。1990年代半ば以降、モンブスケはこのアペラシオンのスターとなり、またボルドーで最も華々しく、魅惑的につくられ、テイスティングでは、ブラインドいかんにかかわらず常に拍手喝采を浴びる。

平均年間生産量:8万本
畑 面積:33ha、平均樹齢:40年、植樹密度:5500本/ha、平均収量:28〜30hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで4〜週間。熟成は細かい澱に触れたままオークの新樽で18〜22ヶ月。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:メルロー60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニョン10%
所有者:ジェラール&シャンタン・ペルス


◆◇◆GRAND VIN◆◇◆
グラン・ヴァン

Chateau Monbousquet (税込み価格)
2007 シャトー・モンブスケ 5.250円
PP90


Chateau Monbousquet (税込み価格)
2005 シャトー・モンブスケ 8.640円
[PP94〜96 WS92〜94]PP:パーカーポイント WS:ワインスペクテイター


Chateau Monbousquet (税込み価格)
2001 シャトー・モンブスケ 13.100円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 ジェラール&シャンタル・ペレスのホーム・シャトー。この2001年のモンブスケ(7500ケースの、メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニョン10%からなるブレンドで、清澄も濾過もせずに瓶詰めされている)は、大柄で、派手で、セクシーなワインである。濃いルビー/紫色をしていて、大柄な、甘いノーズには甘草、乾燥ハーブ、燻煙、ブラックカラント、ブラックベリーを感じさせる。見事な舌触りをした、ミディアムからフルボディで、豪勢かつ外向的なワイン。このジューシーで、汁気の多い、セクシーなクラレットは、向こう10〜12年で飲みたい。
ポイント91
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


Chateau Monbousquet (税込み価格)
2000 シャトー・モンブスケ 16.800円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 黒い色をした美酒、2000年は本当に偉大な作品だ! このシャトーのスタイルのエッセンスを体現している。縁いっぱいまで濃い黒/紫色で、甘いブラックベリー、チョコレート、コーヒー、お香、新品の鞍革、ヴァニラの並外れた香りがある。著しい強烈さ、生き生きとした酸、あふれんばかりのタンニンが鮮明感とグリップを感じさせる。これまででいちばん強烈で、筋肉質な、“最も大柄な”モンブスケで、1998年と1999年のようだ! 称賛に値するワイン、心して向き合おう。
予想される飲み頃:2005〜2018年 最終試飲月2003年1月 ポイント95
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


Chateau Monbousquet (税込み価格)
1999 シャトー・モンブスケ 9.800円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 このヴィンテージの注目すべき作品、濃いルビー/紫色をした1999年のモンブスケは、コーヒー、タバコ、ヴァニラの香りと混じりあった、超絶的に熟したブラックチェリーとブラックカラントの果実を思わせるポート・ワインのようなブーケがある。アルコール度数は何と14%(ボルドーにしては極めて高い)。特異な舌触りとひょっとするとはまってしまうかもしれない中間部、センセーショナルな40〜45秒のフィニッシュを持つワイン。エキゾチックなアロマ、想像を絶する舌触り、ポムロールの名声の高いミクロ・キュヴェ、ル・パンをしのばせるあふれんばかりの果実味が感じられる。1999年は樽からよりも瓶詰め後のほうが、なおのこと良好だ。
予想される飲み頃:2005〜2017年 最終試飲月2003年1月 ポイント94
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


Chateau Monbousquet (税込み価格)
1998 シャトー・モンブスケ 8.800円
[赤・フルボディ]
ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 収量は28〜30hl/haで、サン=テミリオンでは最も低い部類に入るが、間違いなくそれがこのワインの爆発的な芳醇さを生んでいる。1998年のモンブスケは、縁いっぱいまで濃いプラム/紫色をしていて、エキゾチックなブーケは、アジアのスパイス、プラムリキュール、プルーン、ブラックベリーを思わせる。とろりとした舌触りをした、構造の感じられる、十分にくっきりとした、極めてフルボディのワインである。壮観な作品は、若いうちからおいしく飲め、しかも20年は持ちこたえるはずである。
予想される飲み頃:現在〜2020年 最終試飲月2003年1月 ポイント94
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


◆◇◆Second Vin◆◇◆
セカンド・ワイン

Chateau Angelique de Monbousquet (税込み価格)
1997 アンジェリーク・ド・モンブスケ 2.980円
[赤・フルボディ]
ファーストに比べ、いくぶんエレガントに仕上がっていますが、各要素がバランスよくまとまているコストパフォーマンスの高いセカンドワイン。
メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン


◆◇◆Rose Wine◆◇◆
ロゼ・ワイン

La Rosee de Monbousquet (税込み価格)
2004 ロゼ・ド・モンブスケ 1.700円
[ロゼ・辛口]
 このロゼはなんと100%シャトー・モンブスケのセニエ(液抜き)から造られたものです。マセラシオンは数時間行なってからセニエを抜きます。この際のポイントは、ロゼの生命となる色が自分たちの望む状態になったタイミングを見極めることです。自然ににじみ出た葡萄の一番フルーティな味わいを持つ部分(フリーラン・ジュース)のみを使用しています。発酵温度は25〜28度、醸造はすべてタンクで行われます。シャプタリザシオンもしていません。タンクのみで3ヶ月熟成させ、軽くフィルター・ファイニングをかけた後1ヶ月置いてから、2月に瓶詰めしました。
オレンジがかったあざやかなピンク色、果実味があり大変優美なロゼワイン。
メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニョン10%

シャトー・モンブスケ・ブラン

          

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