学力向上の取り組み(23年度の反省)

本校では,2008年度次の3つを努力目標に掲げ,日々実践に努めてきました。

(1)前年度習った計算力を高める。
(2)音読の力を高める。
(3)読書量を増やす。

 改善点                                                                  .    タイム計測をせず,正確に計算できることに重点をおき,継続する。                                                                                                国語の具体的目標                                                              音読の力を高める。そのために,「基礎学」の時間に習った音読の文章に毎日ふれ,音読したり,暗唱し たりする。「読みのめあて」の自己評価をする。

 数値目標                                                
     学年最終で「読みのめあて」達成率90%を目指す。                                  評価                                                                       学年平均の達成率80%。家庭学習の音読カードを活用して,家族に音読を聞いてもらったり,友だち同士     で聞き合ったりする子が増えてきた。                                           改善点                                                                      音読の発表会をしたり,他学年の上手な音読を聞いたりして,意欲を高めていく。                                                                                      学習状況の重点目標・・落ち着いて家庭学習ができる環境づくりをする。                    具体的目標                                                                   本をたくさん読もう。そのために週末に学級文庫の本を一冊持ち帰り,家庭で読み,保護者にカードに記     録してもらう。                                                           数値目標                                                                   学年最終で全児童が家庭で読書ができるようにする。                                 評価                                                                      学年平均の達成率が80%。低学年ほど週末読書の定着率が高い。                         改善点                                                                     学級文庫の充実に努め,児童が自主的に読書できるようにする。また,保護者の同意が得られれば,毎      月少額のの図書費を集め,図書室の本の整備にあてたい。(未定)


  また,これら以外にも学力を高める手だてとして,ノート指導について教師間の共通理解を図り,わかりやすく見やすいノートの書き方を指導実践しているところです。これからも,子どもたちの学力向上を目指して取り組みを進めていきますので,ご協力をよろしくお願いします。




算数の具体的目標                                                           既習している計算力高める。そのために「学力アップタイム」で毎日計算問題をし,時間短縮を図る。学    期ごとに到達度評価をする。                                               数値目標                                                                 学年最終で正答率90%を目指す。                                           評価                                                                    学年平均の正答率50%。回を重ねるごとに正答率は上がっているが,目標にはほど遠い。特にかけ算や   わり算の筆算の誤りが多い。        

 年度末も近づき,取り組みの評価や改善点についてまとめました。

     学力の現状・課題

学力

○18年度の「標準学力検査」では,国語において各学年とも「書くこと」の領域の正答率が低かったので,昨年度は「作文力の向上」を目標に作文指導に力を入れてきた。その結果,作文に抵抗感をもつ児童の数が徐々に減ってきており,19年度の検査結果では,学年によっては正答率が上がってきた。しかし,漢字や文法などの基礎となる言語技術の習得が不十分な児童が少なくないことも現れていた。             
○算数では,18年度,19年度の「標準学力検査」とも高学年になるほど全ての領域で全国平均より正答率が下回っていた。わり算や小数の乗除などの計算問題でつまずいている児童もかなりいた。  
○本年度は,「学力アップタイム」で取り組んでいる計算力を高めたり,新たに設置した「基礎学」の時間を中心にして取り組む「読む力」の育成,特に音読の力を伸ばすことを目標としたい。

 学力の重点目標・・算数・国語の基礎となる計算力や読む力を高める。

学習状況

   目標・評価・改善点 

○家庭環境により,基本的な生活習慣が十分身についていない児童がかなりいる。
○昨年調査したアンケートではゲームをする時間が多く,家庭学習の時間が少ないことがわかった。
○落ち着いて学習できる環境を整えてもらえるよう家庭に呼びかけていく必要がある。