親子三人でJR&徒歩での国府養護学校まで


朝から雨でした。
JR でそれも各駅停車で1時間40分の経験は
私にとってもおそらく小学校以来であったように思います。

 自動売券機で裕生に乗車券を3枚買わせて...
後ろには順番待ちの人が待っていましたが
少し時間はかかりましたが無事買えました。

 日曜日の朝でもあり、席は空いていましたが
乗車するといつもの様に窓を開けました。
混んでいるときは迷惑になりそうな気がしましたが
暖房が入っていて少し蒸し暑いし
無理のない行為のように思いました。

 停車駅は、数えてみると20駅あり
今、この距離を各駅停車にのって行く人は
あまりいないのではないでしょうか。

 乗ってみると車両の古いこともあり
揺れること揺れること
なかで本など読める状態ではありませんでした。
中間の駅ぐらいまではあまり苦になりませんでしたが
1時間を越えると、裕生も親もまだかな?と駅に着く度
名前を確認していました。
 「降りるの、降りるの?」と聞いていました。
市内に近くなると乗客も増え
中、高生の姿もたくさん見られるようになり
満員状態の時この子達のなかで
裕生の存在はどうだろうとついつい心配してしまいました。
どうも心配症で......

 やっと府中駅に到着です!
ここで気づいたのですが
最近は無人駅が多くそのために停車の度に
車掌さんが下車した人に近づいていって
乗車券を回収するのです。

 府中駅で下車したのは私たちだけでした
裕生が陸橋に向かっていこうとすると乗車券は?と 
聞かれました。母親が3枚ともバッグにいれていたので 
あわてて出しました。早く出さないと発車できないのですから... 
車掌さんも大変だな!と思ったり、
いかにわれわれが各駅停車に乗っていないかがよく分かりました。

 府中駅から国府養護学校まで徒歩で雨の中約20分かかりました。
到着すると春休みで日曜日あたりまえのことですが 
校門も絞まり少し覗き込んだだけでユーターンしました。
帰りはじめると裕生の歩くスピードは、速い速い!
途中でハンバーガーを買って駅で次の列車を待つ間に 
中学生か、高校生か女の子二人がピアスにお化粧した顔で 
市内行の列車に乗っていきました。それを見て驚き! 
若い子の格好を見て驚くようでは、私も歳とったのかな? 

帰りの列車は、朝の列車に比べて格段に良く、 
そんなに揺れませんでした。
裕生は、飽きたのかほとんどずっと出入り口のところで立って
身体を揺らせながら外を見ていました。
少し、他の人の目が気になる私たちでした。

 今日の目的は無事果たせました。
話はしてあるし、何度も学校へは行っているのですが
これからの生活のパターンを裕生に少しでもわかって欲しかったので
帰ってからも今日のことも含めて話して聞かせました。
少しは、理解できたようです。

本日の予定終了!       




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