短い二箇所の台詞でしたが
タイミングを外しながらもマイクに向かってがんばりました。

「姫に何をする!」と「.......」後の方は、バックの音楽と重なって
ほとんど聞き取れませんでしたが
劇に参加する気持は、現れていました。
上出来かな?

手作りのかつらは、結構似合っていましたが
かぶりものが嫌いなせいか
ずっと気にしているようでした 。

劇中の衣装をつけたまま待機している時間が
いちばんつまらなそうそうな顔をしていました。身体が左右に揺れて....

 学年の席で他の発表を見学している間も
ほとんど興味がなさそうに身体を揺らせていました。
そんな時間が裕生達には、一番苦手なのです。

 養護学校での劇や歌などを中心とした
文化祭には、いろいろと問題があるように思われます。
いろいろなハンディキャップを持つ子供達、
彼らが同じ目標に向かって取り組むことは
それまでの過程を含めていろいろな勉強をする機会を
得られるかも知れませんが
参加できない子供達にとっては、
重要な時期にもっと違った型で
参加できる方法を考えてもよいのではないでしょうか!

 先日の運動会でも同じようなことを感じることがありました。
小学部の子供達のなかには、先生に手を引っ張られたり
抱きかかえられながら泣き叫ぶだけの子供達....
彼らにとってその場にいるということがプラスになっているとは
思えませんでした。


 子供達一人一人が参加できること、場面を考えなければ
全体の行事というものの意味がなくなってしまうのではないでしょうか!
真の意味での個別教育プログラムの精神が
大事になってくるのではないでしょうか!

このことを忘れてしまっては、養護学校の存在する
本来の意味がなくなってしまいます。
もっともっと細かなケアーが必要なのです。

学校、先生、父母の綿密な話し合いから
スタートするべきなのです。
とことん話し合わなければよい結果は望めないと思います。
稔りのある汗をどんどんかきましょう!

養護学校の問題点を感じた
価値ある一日でした!





メ−ルお待ちしています!
ご意見、経験談、その他情報お寄せください。
zushi@mail.netwave.or.jp


国府養護学校のページへ

TOPのページへ