■ 更生施設 樫ヶ丘育成園 へ通所 社会福祉法人 三美厚生団





次のステップは、樫ヶ丘育成園へ通所することになりました!

 自宅からJR阿波池田駅まで徒歩5分、JR阿波池田駅 から普通列車で約45分
JR穴吹駅から徒歩30分、待ち時間も含めて約1時間30分の道程です。
今度は、毎日の通所なので定期券を購入することにしました。

 JR穴吹駅 からの徒歩30分間は、時間的には何とかこなせる距離です。
樫ヶ丘育成園までは、吉野川を渡る自転車、歩行者用の橋を通るのですが
常に風が強いため傘を差さなければならない風雨、特に風の強い日が少々心配です。

 定期券の使用も初めてなので駅員、車掌さんに定期券を見せるだけと言う点を
本人が理解できるためには、少々助言が必要です。
改札口に置いてくることも十分考えられるので......
一応、腰のベルトにつなげることができる定期入を用意しました。

 今年になってから日曜日ごとに通所の練習をしてきましたが
まだまだ、心配な点はたくさんあります。今までもそうしてきたように
毎日、いろいろなことに遭遇しながら勉強して行くことになります。

 裕生にとっては、仕事、施設、作業所という意味がわからず
はじめは、「介護?」施設と言う言葉、建物からテレビで最近よく見聞きする
老人施設を連想したようです。
今は、施設で何をするのかが気になっているらしく
「廊下を8回拭く?机を拭く?」とよく聞いています。
そのあたりの不安な面が影響しているのか昨秋以降、精神的にいらだっている事が多いのが
気になっています。

  国府養護学校の入学時も半年ぐらい前から少量の食物を食べただけでも
おう吐するようなことが1年以上続きました。
大きな環境の変化に対しては、まだまだ対応できるようになるまでに
時間が必要なようです。

樫ヶ丘育成園での生活、毎日の通所での理解ある支援者、指導者の存在が
裕生にとって重要な問題になってきます。
そのためにも私たち両親が園の方々や周りの方々に私たちの考え方、裕生の状態について話を
どんどんしていかなければならないと考えています。

 

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