• 授業参観/音楽!

 1年生が2班に分かれての授業です。

 裕生達は、音楽の授業で3年生をおくる唄の練習でした
唄いながら手話を付けるというものでなかなか難しそうで
あまり興味を示しているとはいえませんでした。
そのうち身体が前後に"ゆらゆら"
他の先生に注意を受けると参加するといった具合で
本日は、どうも調子が悪い!
この班に自閉症のお子さんが裕生を含めて
4人いるようでしたがどの子も裕生と似たような状態で
やはり多人数の授業は、彼らにとっては、もっとも苦手なところ
大勢に向けて出す先生の指示を聞きながら自分から授業に
参加していくという不得手なところが良くでていました。

多人数の場合、前以ての細かな予習、授業での
視覚を利用しながらのコミュニケーションがないと
嫌々ながらの時間でしかないように思われ
彼らにとって意味ある時間とは、言い難いものです。

それでも、以前に比べてある程度細かな指示は、見られ
少しずつ改善されているようです。
さらなる努力を望みます!

 
  • ディスカッション!

施設の関係者を招いてのディスカッションです! 鳴門授産センター藍住分場「ゆうあい作業所」からの支援者 98'7/1開所予定の通所授産センター「れもん」から施設長 の参加によるディスカッションです。   鳴門授産センター藍住分場 は、 ブランチ制度を全国ではじめて取り入れた作業所であり 親施設...鳴門授産センターとの連携の下で運営が図られている  町役場内で運営されている喫茶ステップの運営における 支援者のかたのお話しでは 「喫茶ステップをはじめるきっかけとして 障害者本人達の希望として喫茶店のようなものを やってみたい....そういう声から出発したこと 現状は、いくらかのお金を配当できる状況であること」など の報告があった。参加者からは、うらやましい...の声...    さらに 通所授産センター「れもん」から施設長からは、  入所型施設の問題点....夜間の支援者の不足 施設長 のお話しでは、福島の認可施設で起きた 薬漬け、暴力事件の原因は、人員不足に発していると.... そのための方向づけとして 特別養護老人ホームの形式であれば カバーできるのではないかと言う考え  さらに親が施設を見る目を養うこと.... 1年の段階から施設の見学...療育相談などで 積極的に動くことが必要である....その面で徳島県の 父母は、遅れている...などの指摘があった。  参加していた父母からは、「小規模作業所の開設に向けて 運動しているが難しい現状などの報告と 参加者に意見を求める」声があった。 私は、施設長、他のゲストの 「父母の努力により子供達の進む道を開拓すべき!」 個々の親の努力のみにより子供の将来が左右されている 現状をまるごと受けとめてしまうような 意見に疑問を感じずにはいられなかった。 もちろん父母の絶え間無い努力、行動が必要なことは 言うまでもないことであるが現状を容認してしまった 発言は、問題の根本を忘れてしまっているのではないか? 行政の本来取るべき...全ての人々が同じスタートラインに 立てるよう、また社会生活をおくれるよう国民のニーズに 対応する姿勢の皆無....行政の怠慢ではないのでしょうか!  また、子供達を施設側が選択するような主旨の発言に 納得しがたい疑問を感じたのは、私だけなのでしょうか?  作業所、施設を含めて目指すべき理想像を質問しました。 答えは、「特別養護老人ホームの形式がいいのではないか....」 これで本当に良いのでしょうか? また、また一人浮いてしまった.....
 




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