現場実習についての学習でした。
事業所、各施設、学校での実習にむけての
注意次項、主に挨拶、安全に関する事柄を
勉強する型で進められました。
ひとりひとりに注意が向けられ
先生の質問がそれぞれに与えられるなど
充実していました。
型通りの行事予定、役員選出、会計報告が
承認された後、校長先生のお話しがありました。
昨年度から個別教育プログラムを実践しており
その成果を期待して欲しいと言うことでしたが
そのプログラム作成において必要不可欠な
親の意見がまだ十分に取り入れられていないのではないかと
言う点があります。
親と学校側...先生との話し合いが不十分だと思われます。
コース別指導と言うお話しがありました。
1.就労に向けて実践的な指導をするコース...一般就労
2.将来の就労に向けて準備段階的なコース...小規模作業所などの福祉的就労
3.身辺自立に向けて基礎的な指導をするコース...施設など
大きく分けてこれらの3コースにわけて指導していきたいので
親の理解、意見を求めるというものです。
ただ単に学校の便宜上から子供達の能力別振り分けになってしまうのでは
という懸念がどうしても拭いきれないものです。
進学校での国公立、有名私立へ向けての
予備校てきなコース分けになってしまうのではと言う
思いがわいてくるのです。
養護学校という完全に分離された教育のやり方の
もっと分離されたものになったしまうのではと....
もし、この方式が取り入れられるとしたら
これらの問題点を十分に親を交えて協議することを
強く要望します。
進路担当の先生のお話しです。
現在の我が国、我が県の経済状況の悪化により
就労における企業側からの要求は、さらに
厳しいものになってきている。
企業側からの要求と子供達の間に開きがあっても
企業の方から歩み寄りは期待できない。
施設においてもほとんどの場合、定員いっぱいの状況で
厳しい状況である。
作業所の増設という型でしか
今のところ進路先を増やす道はないのではないかという
事でした。
小規模作業所を....親の負担を強いる作業所を
いくら増やしても 基本的に子供達の将来が
見えてくるわけではないと思うのです。
つまり、同じことの繰り返しになるのではないでしょうか。
小規模作業所が生まれ...消えていく状態
十分に資金的、人材的な支援体制を公的に充実させるシステムを
整えることが必要だと思うのです。
ここでのコース別教育、一般就労、福祉的就労をまとめた
行政の十分な支援体制についてみなんさんのご意見を
お聞きしたいと思います。ご意見をお待ちします!
主に現場実習についての話しでした。
先生のお話しのなかで「いつまでも親元においておくことは
親御さん、お子さんの両方にとって無理なことであるので
その辺の時期を逸しないように」と言うことでしたが
私は、それぞれの現状にあったスムーズな離陸をするためには、
18才〜就労か施設ではなく全ての人がどのような型にせよ
みな働くことができるようにひとりひとりに合った
支援を充実させる事を行政に望みたいのです。
そのために、重度のハンディキャップを持つ方達から
社会にでられるようにして欲しい、そうすれば
共生、協働が実現するのではないでしょうか!