我が家のインターネット環境であるが、PC98Ndをルーターとしたダイアルアップ環境で、MODEMやPHSによりアクセスしていたが、スピードの点からそのうちINS64をとずっと考えていた。
しかし、INS64の場合、室内のケーブルの取り回しがもう一つであることから躊躇していたが、ひょんなことから、我が家で加入しているCATVのCMS(ケーブルメディア四国)がインターネットサービスを開始するとの情報を得、常時接続150Kで月5千円、INS64より速くてしかも安いとの声に乗せられ加入してしまった。
FreeBSDによるCATVインターネットと家庭内LANの接続も順調に動いているので、導入をお考えの方の何かの参考になればと思い、ここにルーターの構成方法について記すことにする。
さらにLinuxとWin95によるサーバー構成ついても試すことにしているので、うまく動けば紹介することにする。
なお、CMSの現在のサービス内容は、少し改善されて月額4500円で下り256Kb/sとなっている。
○ケーブル引き込み状況
CATVケーブルの引きコミの様子を、CMSのホームページにある絵を拝借して我が家の状況を付け足すと、このようになる。
ただし、家の事情が違うので、引き込み箇所がが二階でなく一階であるなどの細部の違いはご容赦いただきたい。
保安器からケーブルモデムに至る配線は、私としては部屋に引き込んだ部分でコネクター接続としたかったのであるが、CMSの方針でモデムまでは接続無しの一本のケーブルとしないといけないようである。
ケーブルは、屋根の上や外壁を這っているが、それほど見苦しくなく処理してくれたので一安心である。工事費は見積もり時点では数千円ほど高くなるとのことであったが、結果は消費税込みでパンフレットの最低金額である1万5百円であった。天井裏などを通そうとすると高くなるのかも知れない。
○ネットワーク構成
使用マシンスペック一覧表
マシン名 | CPU | メモリー | HDD | OS | 用 途 |
Thinkpad | MMX166 | 40M | 3G | Linux | サーバー |
AT機(1) | AMD-K6-2 -500 | 128M | 3+1G | Win98 Linux | アプリケーション |
AT機(2) | AMD-K6-2+ -550 | 192M | 15G | Win98 Linux | アプリケーション |
AT機(3) | AMD-K6-2+ -500 | 128M | 3G | Win2000 | アプリケーション |
FMV-5133 | P-133 | 80M | 6G | Win95 | アプリケーション |
この様な構成で、サーバー部分のマシンのOSにFreeBSDを使った家庭内LANの実現方法について以下に詳述する。また、FreeBSDではなくLinuxやWin95でも試してみる積もりなのでその状況についても順次記載する。
なお、現在の使用ルーターは、TurboLinux6.1をインストールしたThinkpadである。