宮武酒店ネットウェーブ【日本酒】

酒の仕込み体験

酒造りの大詰め、仕込みの体験です。

昨年から、みんなで育てた酒米「山田錦」がまさにお酒になる日が近づいてきました。酒造りの大詰め「仕込」ということもあり、蔵内に入ると、みんな真剣そのもの。体験というより自分の酒のチェックをしている?、、、ような人がちらほら。
早朝からにもかかわらず目をパッチリあけて頑張りました。




川人裕一郎(現社長)と、藤野(元杜氏)


昼過ぎに無事、仕込みが終わりみんなで宴のひととき。
洗米
精米した米を10kgづつ小分けして、麻の布で包み洗います。
このあと、浸漬(しんせき)した後、甑にうつされます。
※浸漬:米を水中にゆっくり浸されて、水分を吸収させてやります。
甑(蒸米機)
冷たい朝の大気に、湯気がシュ−と立ち昇り活気に満ちてます。
蒸し米
約1時間かけて蒸された米。
良質の蒸し米は適度な固さと弾力のある手ざわりで、サバケがよく、掌で引き伸ばすと均質な餅状(ひねり餅)となります。杜氏はひねり餅の性状で蒸し米の良し悪しを見分けます。
蒸し終わった米はシャベルですくわれて冷却機にうつします。
冷却機
連続的に冷やしてやります。
冷やされた後、仕込タンクに送ります。
また、一部の蒸し米は冷却された時点で、種麹をふりかけ、麹室へ送ります。
仕込タンク
タンク内で、酒母に麹米、蒸し米、水を加えてモロミを造ります。
一度に全量を混合すると酵母密度が下がり、乳酸濃度も低くなり、雑菌汚染の恐れも生じるので、杜氏の指示に従い物流投下は3段階に分けて除々に行います。(三段仕込)
右側の白く写っているのが麹米です。
口に含むと、ほのかに甘味があります。
杜氏(藤野氏)が、いろいろ親切に教えてくれます。

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