WRC (WORLD RALLY CHAMPIONSHIP)News
2001年1戦から3戦まで
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■ Rallye De Portugal情報(01.3.12 7:03 AM)
Result Event timetable Entry list
2001年3月11日
2001WRC 34th Portugal Rally
2001年3月11日 ポルトガル 20-22 57.90km
コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
ウエット 8-10℃ 雨 332.31km
最初のステージSS20はスタート前にグラベルクルーが走ったところ、路面は泥濘状態で15センチ以上の轍が出来てしまい走行不可能という事でキャンセルになった。結局最終日は2つのステージで決せられる事となった。
R.バーンズはSS21でトップC.サインツ(Ford)から15秒余り遅れて、4番手。最終SS22ではトップT.マキネン(Mitsubishi)から15秒余り遅れて、3位。結局総合4位で終了した。
3日間雨という、最悪のコンディションで争われたラリー。キャンセルされたステージも4つ、予定遅れが3つということからも各チーム、ドライバーの苦労、疲労は相当であった。
初日から各ステージを先頭で走ったT.マキネン以外は、ことごとくタイムを出すことに失敗。99台中55台がリタイア、そのうちワークスカーが8台リタイアした。このラリーがいかに苛酷だったか伺える。
マニファクチャラーズポイントはミツビシが10Pを獲得し初戦からトップの座を守った。2位にはフォード、3位には全戦ポイントを獲得しているヒュンダイ。スバルは3Pを獲得して4位。
2001年3月10日
2001WRC 34th Portugal Rally
2001年3月10日 ポルトガル 11-19 177.36km
コースコンディション 気温 天候 LEG2総走行距離
ウエット 8-13℃ 雨 707.51km
昨日も雨の影響で2つのリバースステージが泥濘状態になり、最悪の路面状況が原因でキャンセルとなってしまった。この日も各ステージの路面状況は変わない上に、リバースステージが3つある事から再キャンセルが懸念された。アタックするには、路面に轍が出来る前の早めのスタートが有利だ。
初日総合5位のR.バーンズは最初のステージ、SS11ではトップのT・マキネン(Mitsubishi)に10.8秒差の4番手タイム。続くSS12では8.5秒差の3番手タイムをマークした。SS13ではこのラリー初のステージトップタイムをマーク、続くSS11のリバース、SS14でもトップタイムと絶好調。その他のステージでも常に上位のタイムをマークしたが、最終のSS19ではコースを間違えて30秒のタイムロス、2日目を総合4位で終えた。最終日の追い上げが期待できる。
M.マーチンは初日、粘りの走りで8位。きょう2日目の追い上げに懸けたが、各ステージ8番手前後のタイムと今一つタイムが伸びずに苦しんだ。SS15で果敢に攻めたが轍にステアリングを取られコースオフ、リタイアとなってしまった。ここでスバルワールドラリーチームはR.バーンズ1台となった。
前日、総合3位のH.ロバンペラ(Peugeot)はSS13でエンジントラブルに見舞われSS13走行後リタイアとなった。F.ロイクス(Mitsubishi)はSS15でクラッチトラブルでリタイア。2日目を終わりワークス勢だけで8台のリタイアとなった。最終のSS19は「天候不良(視界不良)」でキャンセルとなった。
2001年3月9日
2001WRC 34th Portugal Rally
2001年3月8.9日 ポルトガル 1-10 154.88km
コースコンディション 気温 天候 LEG1総走行距離
ウェット 5-8℃ 雨 754.50km
3月8日(木)に2台並走のスーパーSSが行われ、9日(金)からLEG1が本格的にスタートした。
スバルワールドラリーチームは昨年の優勝者R.バーンズ、P.ソルバーグをワークスノミネート。加えて念願のワークス入りした新井敏弘それにM.マーチン。1996年のスウェーデン以来の4台体制だ。
レグ1、各ステージで水溜りや、路面が泥濘状態になるほどの最悪の状況でスタートした。キャンセルもおかしくないほどのコンディションだ。雨は降り続き、霧も発生するなど大荒れのスタートとなリ、果たしてSS6と7は「路面状況不良」でキャンセルとなった。
R.バーンズがスタートする時には前走車が轍を作ってしまい、車が沈み込んでしまい走行する状況になく、9番手スタートのR.バーンズは好タイムを出す事が出来ず初日を総合5位で終えた。
P.ソルバーグも同様に8番手スタートの為タイムを伸ばす事に苦労し、SS8ではパンクが原因でサスペンションにトラブルが発生してしまいリタイアとなってしまった。
M.マーチンは常に10位前後に位置していたが、SS4でトップから2分10秒遅れてしまう。しかし粘りの走りで初日を8位で終えることが出来た。
このラリーでデビューを果たした新井敏弘はSS1でフォグランプをつけようとしている間にスタートシグナルが変わりタイムロスをしてしまった。これはコ・ドライバーのG・マクニールが緊張のあまりスタートコールを忘れてしまった事が原因だ。SS3でオルタネ−ターのベルトが切れてしまいバッテリーが上がりリタイアとなってしまった。
2001WRC 34th Portugal Rally
スバル・ワールドラリーチームは今回、R.バーンズ、P.ソルバーグがワークスエントリー。さらにM.マーチン、新井敏弘の4台体制で昨年に続く優勝を狙う。
今年で34回を迎えるポルトガルラリーはこの冬、ヨーロッパ各地を襲った暴風雨でいくつかのSSが変更された。しかし、ビッグジャンプで有名なファフェ(Fafe SS2&5)、コースサイドを大きな岩が覆う アルガニル(Arganil SS12&15)という伝統的なSSは今年も健在。また、毎年大観衆に湧くスーパースペシャルステージもロウサダ(Lousada SS1)、バルター(Baltar SS10)で2度行われる。
第2戦スウェーデンでは第1レグでのアクシデントで優勝争いに加われなかったR.バーンズ。しかし、第3レグでは全てのSSでトップタイムをたたき出し彼自身さらにImpreza WRC 2001のポテンシャルの高さを実証した。今回こそ優勝を飾ってくれるに違いない。
P.ソルバーグは昨年このポルトガルでWRC初のSSトップタイムをマークしているだけに今回も大いに活躍が期待できる。
そして、いよいよワークスチームからの参戦となる新井敏弘。2月24日にポルトガルのテストを行った新井は「車の方は順調で昨年までの車とは全く別の車のようによくなりました。ポルトガルラリー自体は2回目ですが2年前はSS3でコースアウトしてしまったので道の感じなど全く覚えていません。私自身も3ヶ月ほど実戦から離れているのでカンが戻るまで少し慎重に走りたいと思います。しかし、今まで以上に勝たなければならいチームなので全開で行くところと押さえるところを考えながら少しでもノミネートドライバー達に近づくように頑張ります」とコメント。
第1戦モンテカルロ、第2戦スウェーデンと不運続きのスバル・ワールドラリーチーム、このポルトガルラリーで巻き返しをはかってもらいたい。
■Swedish Rally情報(01.2.12 8:32 AM)
Result Event timetable Entry list
- 2001WRCRound2 Swedish
- 2001年2月10日
- 2001WRC 50th Swedish Rally
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年2月10日 スウェーデン 7-12 134.05km
- コースコンディション 気温 天候 LEG2総走行距離
- 雪面 -16℃〜-5℃ 快晴 798.97km
初日総合34位と出遅れたR.バーンズだが、最初のステージ、SS7の26.8kmではC.マクレ−(Ford)に7.3秒差の2番手タイムを記録。続くSS8の27.7kmではトップに1.3秒差。SS9、SS10もC.マクレ−に続く2番手タイムをマークした。SS8のリバース,SS11でも4番手タイムと絶好調な走りを披露し、2日目を総合21位まで順位を上げた。『初日のコースオフさえなければ』と思わざるを得ない走りだ。最終日の追い上げに期待するしかない。
P.ソルバーグは今日『攻め』のラリーに挑んだ。タイヤのマッチングもうまくいき、総合順位を一つ上げ7位とした。明日、約5秒差のD.オリオール(Peugeot)を捕まえてドライバーズポイントを獲得したいところだ。
M.マーチンは初日21位と出遅れてしまったが、SS7ではステージ7番手タイム、SS8、9ではステージ6番手タイムを記録し総合15位まで上げた。
LEG2総合首位は前日の3位から順位を上げたフィンランドのH.ロバンペラ(Peugeot)。2位にはT.マキネン(Mitsubishi)、3位にはT.ラドストローム(Mitsubishi)が入った。4位に、エンジントラブルで首位から順位を落としたC.サインツ(Ford)。
C.マクレ−(Ford)は、SS7からSS10まで4連続ステージトップタイムを出すなど素晴らしい走りをみせたが、昨日のコースオフが響き、総合11位に留まっている。
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2001年2月11日
2001WRC 50th Swedish Rally
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年2月11日 スウェーデン 13-17 98.01km
- コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
- 雪面 -5℃〜-1℃ 雪 478.94km
R.バーンズはなんと、最初のSS13から最終ステージSS17まで全てのステージでトップタイムを記録した。しかし、初日のコースオフが大きく影響,きょうトップとの差12分以上でのスタートでは総合順位17位がやっとだった。しかし全17ステージのうち、13ステージで2位以内のタイムを記録した。ピレリタイヤとのマッチングも決まり、競争力のある事を示すことができた。
きょうのP.ソルバーグのチームオーダーは『絶対完走』。スノータイヤでスタートした最初のステージSS13では16番手とタイヤ選択の影響もあったが、サービスでタイヤを交換した後のSS15では、5番目のタイムをマークするなど手堅い走りながらも総合6位入賞を果した。ドライバーズ1P、マニファクチャラーズ4Pは見事だ。
M.マーチンは各ステージでトップから10秒差以内で走り、SS15、SS16ではステージ2番手のタイムをマークするなど健闘し、総合12位でラリーを終えた。
2001年2月9日 2001WRC 50th Swedish Rally
2001WRC 50th Swedish Rally
開幕戦モンテカルロでは思わぬ結果。しかしトラブルも完全に解消、ここ第2戦スウェディッシュラリーでスバルワールドラリーチームはシーズン初優勝を狙う。
今年で50回目を迎えるスウェディッシュラリーはSSの全てが雪か氷に覆われた路面である。過去、スウェーデン人と隣国フィンランド人しか優勝を飾ったドライバーはいない。さらにこのラリーではスパイクタイヤが勝敗を大きく左右する。スタッドの数はタイヤ1本あたり約380本、スタッドの長さの上限は20mm。どのスタッドを使うか、さらにその耐久性が重要なポイントとなる。
R・バーンズはテストで好感触を得ておりスウェーデン、フィンランド人以外での初優勝に燃えている。しかしそのR・バーンズは今回のライバルとしてチームメイトでワークスノミネートを受けているP・ソルバーグの名を挙げている。
ノルウェー出身のP・ソルバーグはカールスタッドから150km、スウェーデン国境に近い街、スパイデバーグに住んでいる。このラリーは彼にとってはホームイベントと言ったところである。チームディレクターのD・ラップワースからは「今まで通りのドライビングで行け」と言われている。P・ソルバーグは今回、R・バーンズとともに優勝争いに加わる可能性は大きい。
昨年、このラリーで9位に入ったM・マーチンも3台目のインプレッサWRC2001で出場する。
■Rallye Automobile Monte Carlo情報(01.1.24 7:48 AM)
Result Event timetable Entry list
2001年1月21日
2001WRC 69th Monte-Carlo
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2001年1月21日 モナコ 12-15 111.12km
コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
ドライ・ウェット −2℃〜4℃ 晴れ 284.60km
C.マクレ−はトラブルを抱えながらSS12は走りきったものの、SS13へ向かうロードセクションで走行不能、リタイアとなった。
T.マキネンはSS13でステージトップタイムを出し、ここで勝利が見えた。残り2ステージでも堅実な走りを見せ開幕戦モンテカルロラリーを優勝で飾った。
過去3度モンテカルロを制しているC・サインツ(Ford)が初日から上位をキープし、この日もノントラブルで走り総合2位に入った。
前日、メカニカルトラブルで苦戦したF.デルクール(Ford)が移籍後、最初のラリーを3位で飾り、初日から好調のA.シュワルツ(Skoda)が久しぶりに4位に入った。5位には唯一のプジョーT.ガルデマイスターが、6位にはSS12でステージトップタイムをマークしたF・ロイクス(Mitsubishi)が入った。
ドライバーズポイントはT.マキネンが10P獲得して幸先の良いスタートを切った。
マニファクチャラーズポイントではF.ロイクスの健闘で三菱が13P。2位には6Pでフォード。スバルと昨年のマニファクチャラーチャンピオン、プジョーは初戦でポイント0でスタートする事となった。
新型「ImprezaWRC2001」で第1戦を迎えたスバルワールドラリーチーム(SWRT)は残念な結果となったが第2戦のスウェーデンに向けてすでに準備を開始した。
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2001WRCRound1 Monte-Carlo
2001年1月20日
2001WRC 69th Monte-Carlo
2001年1月20日 モナコ 7-11 136.05km
初日から各ドライバーは「路面は全体にスリッピィで非常にドライビングが難しい」と口を揃えた。56台のエントリー車のうちなんと初日で21台がリタイア、うち6台がワークス車となる波乱の幕開けとなった。
初日、スバルワールドラリーチーム(SWRT)は2台がリタイアとなってしまった。LEG1の後半、メカニカルトラブルを抱えながらも総合4位でフィニッシュしたR・バーンズ。しかし最終サービスでの懸命な作業にもかかわらず、今日LEG2をスタートすることが出来なかった。結局スバルワールドラリーチームはここで3台とも姿を消す事となってしまった。
LEG2、勢いを見せたのは昨年の覇者T.マキネン(Mitsubishi)。この日最初のSS7からステージトップタイムを連発し、総合トップを行くC.マクレ−(Ford)をSS8終了時点で2.5秒まで詰め、更にSS9ではC.マクレ−(Ford)を抜き総合トップに踊り出た。SS10は熱狂的な観客が溢れてしまい、キャンセルとなった。
しかし最後SS11で、今度はC.マクレー(Ford)がトップタイムでフィニッシュし、再逆転した。
今日、3位にはC.サインツ(Ford)が入り、好調のA.シュワルツ(Skoda)が順位を一つ上げ4位。プジョーから移籍のF.デルクール(Ford)が若干のメカニカルトラブルがあったが5位に入った。
また、A.マクレ−(Hyundai)が6位と大健闘。プジョー勢では初日で3台のワークスカーが姿を消したが、セアト撤退に伴ってPeugeot・206を操るT.ガルデマイスターが8位と、プジョーの最後の砦を守るかたちとなった。
明日、LEG3は「チュリニ峠」を中心に4つのSSで争われる。大荒れのモンテカルロラリーは連覇を狙うT.マキネン(Mitsubishi)か、優勝から遠ざかっているC.マクレ−(Ford)の一騎打ちの様相だ。
2001WRCRound1 Monte-Carlo
2001年1月19日
2001WRC 69th Monte-Carlo
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2001年1月19日 モナコ 1-6 145.01km
コースコンディション 気温 天候 LEG1総走行距離
ウエット・ドライ 0-4℃ 曇り、雪 656.98km
6チームがモナコに集結し1月18日に「スタートセレモニー」で幕をあけた。昨年は熱狂的な観客がコース上に溢れてしまいSSがキャンセルされるなどの問題が有ったが今年は安全面を考慮して出場台数を60台に制限して開催された。
前日までフレンチアルプスは雪が降り続きコース上にも積雪があったが、LEG1スタート時、雪は止んでいた。しかし場所によってはウエット、積雪、凍結とめまぐるしく変わるこのラリー特有のコースコンディションとなった。このためシリーズ14戦のなかで、もっとも難しいラリーのひとつと言われている。
朝7時、気温0℃、曇り空のなかディニュ地方のステージに向けてモナコを各車スタートした。
2年連続でドライバーズチャンピオンを逃し、「今年こそ」と意気込むR・バーンズはSS1でトップから1分20秒以上遅れてしまい総合23位。SS2以降追い上げを開始し、快晴で路面も乾いたSS4ではステージ2番手タイムをマーク、総合で6位まで順位を上げてきた。その後トラブルも無く初日を総合4位で終えた。
P.ソルバーグはSS2でステージ2番手タイムをマークするなど順調な走りでSS3以降は総合2位につけたが、SS5ゴール手前でコースオフ、リタイアとなってしまった。上位のタイムを出していただけに次戦以降の走りに期待したい。
昨年のチャンピオンM.グロンホルム(Peugeot)はSS2でウォータポンプのトラブルでリタイアをするなど初日でワークスマシン6台がリタイアとなった。1位はC.マクレ−(Ford)、3位には昨年このラリーを制したT.マキネン(Mitsubishi)がつけた。昨年のマニファクチャラーズチャンピオンのプジョーは3台のワークスカーをエントリーしたが初日で3台とも姿を消す事となった。
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WRC1-3 WRC4-6 WRC7-9 WRC10-14 | |
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