WRC (WORLD RALLY CHAMPIONSHIP)News
2001年4戦から6戦まで
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■CyprusRally 情報(01.6.5 5:56 AM)
Result Event timetable Entry list
- スバルワールドラリーチーム
2001WRCRound6 CyprusRally
2001年6月3日
2001WRC 29th CyprusRally
- LEG3
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年6月3日 キプロス 15-22 97.46km
- コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
- ドライ 30-38℃ 快晴 356.13km
- R.バーンズ逆転を許し惜しくも2位 新井敏弘大健闘の4位
WRC第6戦「第29回キプロスラリー」最終日。朝8時、気温30度のなか、各車スタートした。LEG3も昨日同様4ステージを走行するリバーススタイル。8ステージ、約98Kmで争われた。各ステージ路面が荒れていてドライバーを苦しめ、また上位4台に24秒差以内と大混戦。76台のエントリー中、最終日スタートを切ったのは35台となった。
最初のSS15 ベストタイムはM.グロンホルム(Peugeot)。2番手タイムはC.マクレー(Ford)。先頭スタートのR.バーンズは4.1秒差の4番手タイム。新井敏弘は22.7秒差の8番手タイムと総合順位は変わらず。
SS16 C.マクレ−がステージトップタイムをマークし、2番手はC.サインツ(Ford)。3番手にM.グロンホルムがきた。先頭スタートのR.バーンズは路面に出た
鋭い岩に苦しみタイムを伸ばす事が出来ず、総合順位でC.マクレーに逆転を許し2位となる。
SS17 この日好調のC.マクレ−が連続ステージベストタイムをマークし、総合2位R.バーンズとの差を14.9秒差までひろげた。2位にはC.サインツ。F.ロイクス(Mitsubishi)がステージ3番手タイムと健闘を見せた。R.バーンズは苦しみながらも9.1秒差の5番手タイム。新井敏弘はステージ途中パンクをしてしまうがムースタイヤが効き、12.9秒差の6番手タイムで走りきった。
SS18 R.バーンズがこの日初めてのステージベストタイムをマークし、総合トップC.マクレ−との差を10.6秒差までつめた。2番手タイムはC.サインツ、3番手にはM.グロンホルム。新井敏弘はコースミスを犯し20秒のタイムロスをしてしまう。総合3位のM.グロンホルムはステージ走行後に燃料系のトラブルでリタイアとなり、新井敏弘は総合4位にステップアップ。
SS19 SS11のリバースステージ。C.マクレ−がこの日3度目のステージベストタイムをマークした。R.バーンズは7.4秒差の3番手タイムが伸びず、総合トップC.マクレ−との差はこの時点で18.0秒差をつけられた。
SS20 C.サインツがこの日初のステージベストタイムをマーク。2番手タイムは0.8秒差でC.マクレ−。3番手タイムは1.6秒差でR.バーンズ。トップとのタイム差は18.8秒差と広がってしまった。
SS21 C.マクレ−がこの日4度目のステージベストタイムをマーク。R.バーンズは1.4秒差の3番手タイム。総合10位につけていた田口勝彦(Mitsubishi)はサスペンショントラブルでリタイアとなった。
最終SS22 R.バーンズがこの日2度目のステージトップタイムをマークし、トップC.マクレ−を猛追するも僅かに届かず総合2位で終えた。C.マクレ−は最後まで上位のタイムを出し続け、アルゼンチンに続き2連勝を飾った。3位はC.サインツ。新井敏弘はオーバーヒートに苦しみながらも大健闘の総合4位で終えた。今シーズン初ポイント(3P)である。
- ドライバーズポイント
連勝のC.マクレ−は10Pを獲得、20Pとし3位。R.バーンズが6ポイントを獲得、15Pとして4位に順位を上げた。C.サインツは4P獲得し26Pとし2位。リタイアしたT.マキネンは27ポイントのままトップ。
- マニファクチャラーズポイント
フォードが14Pを獲得しミツビシを抜きマニュファクチャラーズポイントトップになった。ミツビシは3Pを獲得し47Pとした。スバルは6Pを獲得しノーポイントのプジョーを抜き3位に順位を上げた。
- 山田剛正インタビュー
R.バーンズの2位は非常に残念だ。しかし車のトラブルもなく信頼性も上がった。新井敏弘も非常によく頑張ってくれた。このラリーでワンステップ上がってくれた。このまま成長して来年はノミネートドライバーを目指してほしい
- [ 最終結果 ]
- 順位 ドライバー 車両 タイム(2位以下はトップとの差)
- 1位 C.マクレ− フォード 5.07.32.7
- 2位 R.バーンズ スバル +16.4
- 3位 C.サインツ フォード +26.5
- 4位 新井敏弘 スバル +5.38.3
- 5位 F.ロイクス ミツビシ +6.10.2
- 6位 P.ハグストローム トヨタ +9.32.5
- 7位 A.マクレ− ヒュンダイ +10.35.6
- 8位 B.ティリー シュコダ +11.38.0
- 9位 A.シュワルツ シュコダ +12.48.1
- 10位 A.バカシャブ トヨタ +22.12.1
- 【最終ドライバーズポイント】
- 1位 T.マキネン ミツビシ 27
- 2位 C.サインツ フォード 26
- 3位 C.マクレ− フォード 20
- 4位 R.バーンズ スバル 15
- 5位 H.ロバンペラ プジョー 10
- 5位 D.オリオール プジョー 10
- 7位 F.デルクール フォード 9
- 8位 F.ロイクス ミツビシ 7
- 13位 P.ソルバーグ スバル 3
- 13位 新井敏弘 スバル 3
- 【最終マニファクチャラーズポイント】
- フォード 50
- ミツビシ 47
- スバル 22
- プジョー 20
- ヒュンダイ 10
- シュコダ 7
- シトロエン 0
- [ 主なリタイア ]
- ドライバー 車両
- H.ロバンペラ プジョー サスペンション
- T.マキネン ミツビシ コースオフ
- G.パニッツィ プジョー パンク
- P.ソルバーグ スバル オイル漏れ
- P.リアッティ ヒュンダイ メカニカル
- K.エリクソン ヒュンダイ オルタネーター
- D.オリオール プジョー オーバーヒート
- F.デルクール フォード オーバーヒート
- M.グロンホルム プジョー 燃料系
- スバルワールドラリーチーム
2001WRCRound6 CyprusRally
2001年6月2日
2001WRC 29th CyprusRally
- LEG2
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年6月2日 キプロス 7-14 105.96km
- コースコンディション 気温 天候 LEG2総走行距離
- ドライ 26−38℃ 快晴 375.72km
- R.バーンズ総合トップ! 新井敏弘大健闘の総合5位
WRC第6戦「第29回キプロスラリー」2日目。朝8時、気温26度、連日快晴のなか、コマンダリア地方のトロードス山麓を舞台に8ステージ。LEG2は4ステージを2回走行するリバーススタイル。各ステージ路面が荒れていてドライビングを相当困難にしている。また日中の高温がオーバーヒートを招きサバイバル戦と化した。
最初のSS7 ベストタイムはC.サインツ’(Ford)。2番手はC.マクレー(Ford)、3番手にR.バーンズ(Subaru)がきた。R.バーンズはここでもう一つタイムの伸びないM.グロンホルム(Peugeot)を抜き総合トップになる。新井敏弘も大健闘しステージ4番手タイムで総合順位を一つ上げ総合8位とした。
SS8 C.サインツが連続ステージベストタイムをマークし、ここでもM.グロンホルムはタイムを出せず、C.マクレーに抜かれ9.4秒差の総合3位に後退した。ワークス初出場となる田口勝彦(Mitsubishi)は初日総合13位と健闘していたが、ホイール損傷のトラブルでここだけでトップとから6分以上遅れ総合で16位と低迷。
SS9 最初のSS7から調子の出なかったK.エリクソン(Hyundai)がオルタネーターのトラブルでリタイアとなった。また、新井敏弘は18.8秒差の7番手タイムを出し、総合7位のF.ロイクス(Mitsubishi)まで3.4秒差に詰め寄った。
SS10 総合5位のC.サインツがこの日3つ目となるステージベストタイムをマーク、上位との差を47.6秒と一気に詰めた。オーバーヒートに悩まされた新井敏弘は、スタート前に飲料水を使い水温を下げR.バーンズを押さえ4番手のタイムを出す大健闘。総合6位のD.オリオールはロードセクションでオーバーヒート、リタイアとなった。
SS11 C.サインツがこの日4度目となるステージベストタイムをマークした。新井敏弘はステージ3番手タイムで総合順位を6位に上げ、総合4位につけていたF.デルクールはSS12へ向うリエゾンでオーバーヒート、リタイアとなり、この時点で有力ドライバー8人がリタイアとなった。
SS12 C.マクレ−がこのラリー初のステージベストタイムを出し、総合トップに踊り出た。R.バーンズはステージ3位で総合でも2位に順位を落とす。新井敏弘は5番手タイムで総合5位。
SS13 C.サインツが5度目のステージベストタイムをマークした。R.バーンズは2番手タイムで総合トップのC.マクレ−との差を1.2秒差までつめた。
Leg2最終SS14でC.サインツがこの日6度目の連続ステージベストタイム。R.バーンズはステージ5番手タイムながら、C.マクレーがタイムを落とし、逆転総合トップで2日目を終えた。新井敏弘はなんとステージ2番手タイムをマークし、大健闘の総合順位5位で2日目を終えた。
- スバルワールドラリーチーム
R.バーンズ「今日の結果には満足している。明日は僕がもらった3秒差を絶対に守り優勝するよ」
新井敏弘「WRCに参戦して2度目のステージ2番手タイムだったが1度目は昨年のアクロポリスで最終ステージだったので皆が押さえた走りをした時だった。今日は本当の2番手タイムだと思う。明日は最低でもこのポジションでゴールするよ」
- [ 暫定結果 ]
- 順位 ドライバー 車両 タイム(2位以下はトップとの差)
- 1位 R.バーンズ スバル 3.43.17.3
- 2位 C.マクレ− フォード +3.0
- 3位 M.グロンホルム プジョー +18.6
- 4位 C.サインツ フォード +24.6
- 5位 新井敏弘 スバル +3.46.5
- 6位 F.ロイクス ミツビシ +4.49.8
- 7位 P.ハグストローム トヨタ +6.32.1
- 8位 B.ティリー シュコダ +8.03.1
- 9位 A.マクレ− ヒュンダイ +8.26.0
- 10位 A.シュワルツ シュコダ +9.43.4
- [ 主なリタイア ]
- ドライバー 車両
- H.ロバンペラ プジョー サスペンション
- T.マキネン ミツビシ コースオフ
- G.パニッツィ プジョー パンク
- P.ソルバーグ スバル オイル漏れ
- P.リアッティ ヒュンダイ メカニカル
- K.エリクソン ヒュンダイ オルタネーター
- D.オリオール プジョー オーバーヒート
- F.デルクール フォード オーバーヒート
- スバルワールドラリーチーム
2001WRCRound6 CyprusRally
2001年6月1日
2001WRC 29th CyprusRally
- LEG1
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年6月1日 キプロス 1-6 520.68km
- コースコンディション 気温 天候 LEG1総走行距離
- ドライ 30-40℃ 快晴 137.98km
- R.バーンズ総合2位、新井敏弘総合9位、P.ソルバーグはSS6でリタイア
WRC第6戦「第29回キプロスラリー」のスタートが切られた。戦いの舞台はキプロス島の観光都市リマソル。
朝8時、気温30度、快晴。Leg1、トロードス山麓中央を舞台にSS総走行距離、約138Km(6SS)で争われた。
SS1でP.ソルバーグがいきなりステージベストタイムをマークし幸先の良いスタートを切った。R.バーンズは手堅くトップと5.7秒差の3位をキープ。新井敏弘はトップから8.0秒差の6位と絶好のスタートを切った。
SS2、SS3ではM.グロンホルム(Peugeot)が連続ステージトップタイムをマークし総合首位とする。R.バーンズはここでも堅い走りを見せ総合3位に位置する。またベテランK.エリクソン(Hyundai)が大健闘し、SS3終了時点でトップと14.7秒差の総合2位につける。
SS4でP.ソルバーグはこの日2つ目のステージベストタイムをマークした。T.マキネン(Mitsubishi)はSS1でフロントサスペンションをいため大きく遅れたが、SS4でコースオフ、リタイアとなった。
SS5ではここまで総合5位のF.デルクール(Ford)がステージベストタイムをマークする。R.バーンズは1.6秒差の2番手タイムを出しいつの間にかトップと0.4秒差の2位とする。
Leg1最終SS6、F.デルクールはここでもステージトップタイムを出し、総合順位を3位まで上げた。M.グロンホルムは2位のタイムで走り、SS2から首位を譲ることなく初日総合1位。またR.バーンズは終始「リスクを最小限に」の走りに徹し、総合順位2位で初日を終えた。残念なことにP.ソルバーグの車はステージ途中トランスミッションのオイル漏れから、火災を起こしリタイアとなった。
- スバルワールドラリーチーム
- R.バーンズ
アルゼンチン以降、テストを重ね車の調子を含めグッと調子を上げてきた。SS1ではトップから5.7秒差の3番手タイムと快調なスタートを切った。その後、各ステージ常に上位のタイムを出し初日を総合2位で終えた。
- P.ソルバーグ
SS2で岩にヒットしてしまいステアリングトラブルが発生しタイムロス、総合順位を11位まで落とした。幸いSS3の前にサービスポイントで修理を行う。SS4でステージ2番手のF.デルクール(Ford)に21秒差もつけステージベストタイムをマーク、総合順位を6位まで上げた。しかし最終のSS6でトランスミッションから洩れたオイルがエキゾーストにかかり燃えてしまいそのままリタイアとなった。
- 新井敏弘
SS1をトップから8.0秒差の6番手でスタートを切った。しかしSS2では大きな岩にヒットしそうになり自ら車をスピンさせ、大事を避けたが大きくタイムロスをした。またサービスへ向うロードセクションでは窓から蜂が入り左人差し指を刺されてしまうアクシデントもあった。その後SS3以降タイムを伸ばす事が出来ず、最終順位を9位で初日を終えた。
- 山田剛正(STI社長)インタビュー
P.ソルバーグのリタイアは期待していただけに非常に残念だ。R.バーンズ彼の作戦からか、控えめに走ってるように見える。新井敏弘の初日の走りそのものは満足だ。明日はもう少し順位を上げるだろう
- [ 暫定結果 ]
- 順位 ドライバー 車両 タイム(2位以下はトップとの差)
- 1位 M.グロンホルム プジョー +2h00.23.2
- 2位 R.バーンズ スバル +5.7
- 3位 F.デルクール フォード +11.4
- 4位 C.マクレ− フォード +14.7
- 5位 F.ロイクス ミツビシ +1.12.1
- 6位 C.サインツ フォード +1.25.7
- 7位 D.オリオール プジョー +1.52.0
- 8位 K.エリクソン ヒュンダイ +2.36.8
- 9位 新井敏弘 スバル +2.59.4
- 10位 A.シュワルツ シュコダ +4.00.6
- [ 主なリタイア ]
- ドライバー 車両
- H.ロバンペラ プジョー サスペンション
- T.マキネン ミツビシ コースオフ
- G.パニッツィ プジョー パンク
- P.ソルバーグ スバル オイル漏れ
- P.リアッティ ヒュンダイ メカニカル
事前情報
2001年5月29日
2001WRC 29th CyprusRally
■ArgentinaRally 情報(01.5.10 6:52 AM)
Result Event timetable Entry list
2001年5月5日
2001WRC 21th ArgentinaRally
- ドライバー 車両
- H.ロバンペラ プジョー サスペンション
- B.ティリー シュコダ アクシデント
- A.シュワルツ シュコダ アクシデント
------------------------------------------------------
- スバルワールドラリーチーム
- 2001WRCRound5 ArgentinaRally
- 2001年5月6日
- 2001WRC 21th ArgentinaRally
- LEG3
- 開催日 開催国 SS総数 SS総走行距離
- 2001年5月6日 アルゼンチン 16‐21 118.56km
- コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
- ドライ 15-20℃ 快晴 425.49km
- 激闘!R.バーンズ2位、P・ソルベルグ5位、新井敏弘大健闘の8位
- 第21回アルゼンチンラリー最終日。朝6時50分、日の出と共に各車はコルドバから東へ150Km、シエラグランデへ向った。最終日も快晴。各ステージには大勢の観客が集まった。LEG3は6ステージ、約118Kmで争われ、最終のSS21は岩で覆われた有名な「エル・コンドル」のステージは標高2215m、もっとも標高の高いステージである。
- 優勝はC.マクレ−(Ford)が、初日から首位の座を明渡すことなく今シーズン初優勝を飾った。
- R.バーンズはトップC.マクレー(Ford)から37.1秒差の2位でスタートした。この日最初のSS16では2番手タイムで31秒まで差をつめ、SS18、19ではステージトップタイムをマークし21秒差まで詰め寄るが、SS20、21では2番手タイムでC.マクレ−を捕らえる事が出来ずに惜しくも総合2位でラリーを終えた。
- P.ソルバーグは最初のSS16でトップから4.9秒差の4番手と順調なスタートを切ったが、SS18ではスピンで30秒のタイムロス、総合順位を5位と落としてしまった。その後のステージで攻めるものの追いつかず、結果5位で終えた。
- 新井敏弘はSS16、17でトラブルに見舞われタイムロス。サービスでギアボックスを交換しSS18に向ったが、今度はパワステにトラブルが発生しタイムロス。差を縮める事が出来ずに苦しんだが、D.オリオール(Peugeot)とK.エリクソン(Hyundai)がリタイアになりアルゼンチンラリー初出場ながら8位と大健闘。
- 3位にはC.サインツ(Ford)。4位にはひとつ順位を上げたT.マキネン(Mitsubishi)が入った。
- スバルは8ポイント獲得
- ドライバーズポイントはT.マキネンが3ポイントを獲得、27ポインとした。2位には4ポイントを獲得し22ポイントとしたC.サインツ(Ford)。
- R.バーンズは6ポイントを獲得、9ポイントとし6位に順位を上げた。
- マニファクチャラーズポイントはフォードが14ポイントを獲得し36ポイントで2位。三菱は4ポイント獲得、44ポイントに伸ばし依然1位。スバルは8ポイントを獲得、16ポイントとし単独の4位となった。
- J・スピラーSWRT監督
- R.バーンズは最後までC.マクレ−(Ford)と激しい戦いが出来て結果は2位だったが非常に満足している。P.ソルバーグも5位、そして新井敏弘が8位に入ってくれチームにとって非常に良い結果をもたらしてくれた。キプロスでは優勝を狙う
- [ 最終結果 ]
- 順位 ドライバー 車両 タイム(2位以下はトップとの差)
- 1位 C.マクレ− フォード 4h18.25.3
- 2位 R.バーンズ スバル +00.26.9
- 3位 C.サインツ フォード +01.46.4
- 4位 T.マキネン ミツビシ +03.12.6
- 5位 P.ソルバーグ スバル +03.47.0
- 6位 F.ロイクス ミツビシ +05.40.1
- 7位 F.デルクール フォード +06.16.9
- 8位 新井敏弘 スバル +10.55.7
- 9位 A.マクレ− ヒュンダイ +13.58.9
- 10位 G.ポッツォ ミツビシ +20.15.1
- 【最終ドライバーズポイント】
- 1位 T.マキネン ミツビシ 27
- 2位 C.サインツ フォード 22
- 3位 H.ロバンペラ プジョー 10
- 3位 D.オリオール プジョー 10
- 3位 C.マクレー フォード 10
- 6位 R.バーンズ スバル 9
- 6位 F.デルクール フォード 9
- 【最終マニファクチャラーズポイント】
- ミツビシ 44
- フォード 36
- プジョー 20
- スバル 16
- ヒュンダイ 8
- シュコダ 6
- シトロエン 0
- [ 主なリタイア ]
- ドライバー 車両
- H.ロバンペラ プジョー サスペンション
- B.ティリー シュコダ アクシデント
- A.シュワルツ シュコダ アクシデント
- M.グロンホルム プジョー クラッチ
- K.エリクソン ヒュンダイ ホイール損失
- D.オリオール プジョー コースオフ
- スバルワールドラリーチーム
- 2001WRCRound5 ArgentinaRally
- 2001年5月4日
- 2001WRC 21th ArgentinaRally
今シーズン予想外の不振に悩むスバル・ワールドラリーチームだがプロドライブ代表であるD・リチャーズは『いくつかの技術的弱点の対策は完了した。チームには勢いがあり車も熟成しコンペティティブになっている。この3ヶ月の間にブルーカーがいつものように先頭集団を走っていることを確信している』とコメント。
このアルゼンチンラリーでシーズン初優勝を飾ることが期待される。
今回スバル・ワールドラリーチームはR・バーンズ、P・ソルバーグ、そして新井敏弘の3台体制で望む。新井は第3戦ポルトガル以来となる今季2戦目、このアルゼンチンは初出場である。
5月3日(木)にコルドバ郊外にある「プロサーキット」のスーパーSSでラリーは幕を開ける。この「プロサーキット」はスーパーSSの専用グラベルサーキットで昨年は6万人もの観客が詰め掛け大いに盛り上がった。
翌4日(金)はコルドバから北に向かうルートで6箇所のSSで争われる。SS3ラ・ファルダ(La Falda)は今年新たに用意されたSSで今回の最長の29.96kmである。
第2レグはコルドバから南に下るルート、アルゼンチン特有の草原地帯、パンパの高速ステージが特徴。昨年R・バーンズがアンボイ(Amboy)のSSで114.66キロのアベレージスピードをマーク、これはアルゼンチンラリー最速アベレージ記録である。
最終の第3レグは東に向かうルートでシエラグランデが舞台となる。両側が大きな岩で覆われた有名なエル・コンドル(El Condol)のステージは標高2215m、これはWRCで最も標高の高いステージである。
昨年、一昨年とここアルゼンチンで連勝を飾っているスバル・ワールドラリーチーム、是非3連勝を達成してもらいたい。
■Rally de CATALUNYA情報(01.3.26 6:44 AM)
Result Event timetable Entry list
2001WRCRound4 SpainRally
2001年3月25日
2001WRC 37th SpainRally
2001年3月25日 スペイン 13-18 118.18km
コースコンディション 気温 天候 LEG3総走行距離
ドライ 11℃-22℃ 快晴 456.90km
総合8位で最終日スタートしたR.バーンズは、最初のSS13から8.4秒差の4番手タイム、その後も終始トラブルもなく各ステージ走るが、トップグループとの差を詰める事は出来なかった。最終ステージを前に6位のC.サインツとの差は18秒。しかし最終ステージでパンクをしてしまい総合8位に終わり、ポイントを獲得することは出来なかった。
M.マーチン。終始トラブルで苦しみながら、最終日を総合15位でむかえたが、最初のSS13で前日と同様のメカニカルトラブルが発生し、ステージ途中でエンジンが止まってしまい30秒以上のタイムロスとなる。その後のステージでも同じトラブルが続き、SS15あとのサービスでギアボックスの交換を行ったが、時間内に作業を終える事が出来ずそのままリタイアとなった。
優勝は終始上位のタイムを出したD.オリオール(Peugeot)。2位にはG.パニッツィ(Peugeot)とプジョー勢が上位を独占。3位にはT.マキネン(Mitsubishi)。SS14までトップのP.ブガルスキー(Citroen)はクラッチトラブルが発生し、SS15のスタートに間に合わずに2分のペナルティを課され4位まで順位を落とした。
ドライバーズポイントはT.マキネンが4ポイント獲得しリードをひろげた。D.オリオールは10ポイント獲得し3位。R.バーンズはノーポイントに終わり10位と下げる。
マニファクチャラーズポイントは第3戦まで4ポイントで6位と低迷していたプジョーが一挙に16ポイントを獲得し3位に順位を上げた。三菱は6ポイント獲得、33ポイントとしリードしフォードとの差をひろげた。スバルはノーポイントに終わり5位。
2001WRCRound4 SpainRally
2001年3月24日
2001WRC 37th SpainRally
2001年3月24日 スペイン 7-12 163.78km
コースコンディション 気温 天候 LEG2総走行距離
ドライ 17-27℃ 快晴 898.30km
初日トップのJ.ピューラス(Citroen)は不正なレッキの疑いがあるとして厳重調査の対象となっている。また他にも3名のドライバー(プライベータ−)にも同様の調査対象となったが、こちらは『失格』となった。
初日メカニカルトラブルなどもあり総合15位と出遅れたR.バーンズは、上位を狙いスタートした。最初のSS7ではトップから12.3秒差の3番手タイム、その後、大きなトラブルもなく走ったが常にトップから10秒前後遅れ伸び悩んだ。2日目を終え総合順位8位。
M.マーチンは、初日ミッショントラブルが原因でエンジンが止まってしまうなどトラブルに見舞われ、タイムを伸ばす事が出来なかったが、この日もトラブルが続きSS9、SS10でトップから30秒以上遅れてしまい、SS9では2分30秒以上のタイムロスで順位を19位と大きく落とした。サービスでトラブルも解消したが、SS10、11ではスピンをしてしまいタイムロス。総合15位で2日目を終えた。
最終SS12はコースサイドに観客が溢れだし安全を考慮しキャンセルとなった。
2日目総合トップは1999年優勝のP.ブガルスキー(Citroen)、2位は常にステージ上位のタイムを出し続け順位を上げたD.オリオール(Peugeot)、3位はG.パニッツィ(Peugeot)、4位T.マキネン(Mitsubishi)、5位C.サインツ(Ford)、6位F.デルクール(Ford)と上位はG.パニッツィ以外はスペインラリーの優勝者経験者が顔を揃える結果となった。
初日トップのJ.ピューラス(Citroen)はSS11走行後のロードセクションでフュ-エルインジェクションのトラブルでリタイアとなった。昨年シュコダに初のSSベストをこのラリーで与え、1991年にはスペインラリーで優勝経験のあるA.シュワルツ(Skoda)はSS7でステアリングトラブルでリタイアとなった。
2001WRCRound4 SpainRally
2001年3月23日
2001WRC 37th SpainRally
2001年3月23日 スペイン 1-6 101.00km
コースコンディション 気温 天候 LEG1総走行距離
ドライ 17-22℃ 晴れ 459.82km
戦いの舞台は地中海を望むジョレット・デ・マールを拠点に18ステージ、約384Kmで争われる。昨年はレッキから大雨が降り、コース脇には雪が残った。しかし今年は快晴が続き、予報では最終日まで快晴。
スバルワールドラリーチームはR.バーンズ、P.ソルバーグをワークスノミネート。それにM.マーチンの3台体制で挑む。新井敏弘は当初参戦予定であったが、チーム事情で不参加となり、次のアルゼンチン戦で再び参加することになった。
R.バーンズはSS1でトップJ.ピューラス(Citroen)から2.4秒差の5番手スタートを切ったが、SS3でギアボックスにトラブルが発生し30秒以上のタイムロス、総合順位を47.1秒差の16位と後退する。幸いな事にSS4の前のサービスでギアボックスを交換しSS5にむかう事が出来た。SS4ではトップから4.6秒差の6位と追い上げたが、SS5ではホイールを石にヒットし50秒のタイムロス、総合順位を18位まで落とした。最終のSS6では14.7秒差の7番手タイム。メカニカルトラブルなどもあり初日は総合15位に終わった。
P.ソルバーグはSS1ではトップから4.7秒差の6番手、SS2では9.6秒差の8番手タイムを出す。しかしSS3でコース脇の溝にタイヤを落としてしまいコースに戻る事が出来ず、そのままリタイアとなってしまった。
M.マーチンは総合順位10位で終えた。しかし最終SS6ではこの日最高順位の6番手タイムを出し明日LEG2へ好イメージを残すことが出来た。
初日トップはJ.ピューラスがSS1から終始トップを譲らず初日を終えた。2位はP.ブガルスキーとシトロエン勢、3位にはD.オリオール、4位G.パニッツィとプジョー勢が入った。 昨年優勝のC.マクレ−(Ford)はSS1のスタートでエンジンストールで出遅れ、その後追い上げたもののSS6のスタートで再びエンジンストールしてしまいリタイアとなった。またM.グロンホルム(Peugeot)はSS4後のロードセクションでホイール損失、リタイアとなった。
2001WRC 37th SpainRally
今年で37回を迎えるスペインラリーだがWRCに昇格したのは1991年。開催当初はグラベル、ターマックのミックスコースであったが1993年から現在のようなオールターマックラリーとなった。
ホストタウンはバルセロナから80キロほど北東にあるジョレット・デ・マール、地中海を望む風光明媚な街である。
スバル・ワールドラリーチームは、R・バーンズとP・ソルバーグがワークスエントリー、M・マーチンが3台目のImpreza WRC 2001のステアリングを握る。
ポルトガル同様熱狂的なファンが多いスペインラリー、スバル・ワールドラリーチームは1995年にスペインの英雄C・サインツ(現Ford)を擁し優勝、さらに1996年にもC・マクレー(現Ford)で2連覇を成し遂げている。昨年はR・バーンズが僅か6秒差の2位に入るなど得意のイベントである。
コース幅が広く、高速コーナーが多いスペインラリーではコーナーワークが勝敗を左右する。縁石のないカタルニアの舗装路はコースサイドにグラベルが露出、ドライバーは少しでもタイムを短縮する為、このグラベル部分を走行する。
前を走る車が巻き上げた土で舗装路面は滑り易くなる。また、グラベルの中に隠れている岩でパンクすることも。危険度の高いコーナーワークだが優勝のためには絶対必要である。18ステージ、約383Kmのステージで争われる。9つのコースを往復して行われる。
開幕から苦しい戦いを強いられているスバル・ワールドラリーチームだが徐々に成績は上向いて来ている。こうなったら「優勝」をもらうしかない。
また、今回から1600ccFFクラスのスーパー1600Cupが開幕、Fiat、Peugeot、Citroen、Ford から20台以上がエントリーする。
3/24(土)までは時差は日本時間からマイナス8時間ですが、サマータイムに変わる3/25(日)からはマイナス7時間に変わります。
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