天からの贈り物は黙って受け取れ

Gift』

第3話『殺人の指令を気の弱い人に届ける』

今日の由紀夫ちゃんのお仕事

その1.届け物「企業間のいざこざを解決するための書類。要するに脅迫状」届け先「戎岡悟」

「どこかのロッカーに、自分の過去にとって一番大事なものがある。そう思いながら、ビルの屋上に座ってで、由紀夫は葉巻を吸っていた。どこだか解らないけど、日本中のどこかに。パタンと横倒しになり、そのまま由紀夫は葉巻を吸っていた」

あら。今回はお寝むシーンからじゃないのねん?やっぱり、オープニングはこれで決めていただかないと(笑)

「その夜、訳ありの書類を預かり、届け先を絶対相手にするなと言われ、由紀夫は出かける。出掛けに奈緒美から何か思い出してるんじゃないの?と聞かれ、ちょっと小首を傾げ、何の事?という顔をしてみせる由紀夫。自分には隠し事しない方がいいと、奈緒美は自分の好みで由紀夫に与えているスーツのネクタイを直す。あなたって一体、誰なんだろうね、その言葉に送り出される由紀夫」

毎回、必ずケガをする野長瀬さん。今回はまずは額。そして奈緒美は、毎回必ず由紀夫ちゃんに触りますね!くーっ!羨ましい!自分のバッグに入るように、封筒を折り折りするのもいいですねっ。

「俺って一体、誰…?そう思いながら到着した届け先のホテルでは、何か怪しい年寄りが奇声を上げている。ちょっと驚きながら、指定された部屋のドアを由紀夫はノックした。鍵は開いてると言われ、覗いてみると、ドアに背中を向け、うずくまっている男、戎岡がいた。怪我をしたハトをタオルでくるみ、じっと眺めていた戎岡は、突然苦しみベッドに倒れる。苦しみながら自分で注射をする姿に、由紀夫は思わず目を逸らす。ヤバイなぁ…という顔になる由紀夫に、鎮痛剤だと戎岡は告げた。しばらく動けないという戎岡の体の上に書類を置き、写真を撮ろうとした由紀夫だったが、彼がもう一度苦しみだしたため、書類が体から落ちる。受け取るなら中身を確認してからにしたいが、動けないから中の写真を見せてくれといわれ、仕方なく由紀夫は写真を取り出して見せる。すぐにでも、写真を撮って帰りたい由紀夫に、ちゃんと起き上がってから撮ってもらいたいからもうちょっと待ってくれと言う戎岡。仕方なく椅子に座り、サラリーマン?と尋ねる由紀夫。1週間前までは普通のサラリーマンだったという戎岡は、今は殺し屋だと告げた」

ホテル楽園は…、寺内進学塾(by勝利の女神)に似てませんか!?中身が。床の色とか、イメージがそっくり。、じじぃの声にビクっとするの可愛いでちゅー。覚醒剤かぁ!?ってやっべ…、ってなるところも、ちょっとオドオドくんで可愛いでちゅー。「殺し屋」っていわれて、えっ?って笑顔になるのがねぇ、前歯が大きくって、可愛くってねぇ!

「そんな体でどうやって人を殺すの?と聞く由紀夫に、薬が効けば大丈夫だと戎岡は言った。じゃあ、早く起きて写真撮らせてくれと由紀夫は言う。妻と娘が人質になっている。ふいに戎岡は言った。自分が人を殺せば、二人は助かると。さっさと済ませてしまいたい由紀夫は、自分は届け屋だからとにかく写真を撮らせて欲しいと頼むのだった。カメラを構えた由紀夫に、戎岡は写真を取り出し、もう一度二人にあって、すまないと言いたいと言った。その「会ってすまないと言いたい」という言葉に、由紀夫は反応した。その言葉が頭の中にこだまする。でも、仕事中だと必死に体勢を立て直し、写真を撮ろうとする。どうすればいいんだ!という戎岡を無視して、とにかく写真を、と頑張っていた由紀夫は、いつの間にかポラロイドが壊れている事に気付いた。新しいのを買ってくるから待ってて、と出て行こうとする由紀夫に、戎岡は、家族は?と尋ねた。自分には記憶がないから知らないと答えると、過去のない男と未来のない男か、と戎岡は笑う。全部忘れられたらいいなぁと言う戎岡は、いい加減でいい、責任もかけないから、自分のなげるコインになってくれ。そうしたら待っていると言った」

戎岡の話を聞いてる時の、うー…!って顔もなんか、いいしなぁ。でも、どっかいいヤツだから、割り切れなくってさぁ!とにかく困ってる顔の由紀夫ちゃんなのぉ!しかし、そうか。大事なものはロッカーの中で、誰かにすまないって言いたいのか…。なんか、えぇ話やん?「コイン?」って自分の首元を指差すのもいいしなぁー。ダッシュもめちゃ早い!北野優二とどっちが早いんだ?

「新しいポラロイドを買って大急ぎで由紀夫が戻って来たホテルは、警察がやって来てごたごたしている。何だ?と思ってみてると、わめいていた老人が連行されるところ。警察、ホテルの人をやりすごし、戎岡の部屋までダッシュした由紀夫は、部屋がもぬけの空なのを発見。え?と思うと、開かれた窓枠に、片方の靴。約束したろぉ?と追いかけ出す由紀夫。ところが、大急ぎでカーブを曲がったところで、誰かと正面衝突してしまう。ごめんなさい!と謝ると、相手は野長瀬だった。何だ、と捨てて行こうとする由紀夫に、遅いから心配して来たと食い下がる野長瀬。だが、結局は自転車で股間直撃という攻撃にあい、脱落。由紀夫は、一度見せられただけの書類に書いてあった言葉を驚異的な記憶力で覚えていて、そこに書かれていた新橋駅西ガード下コインロッカーNo.21に向かった」

あー!あなた、それ靴だからぁ!靴で顎んところ、ぽんぽんとかしちゃったら、汚いでしょー!なんか、自然な、無意識な動作って感じなんですけどね!?でも、だめ。由紀夫ちゃんの顔は、大事な、大事なモンだから。そゆことしちゃ、ダメです。天からの贈り物なのに(笑)野長瀬さん、なんか、可愛いなぁ。優しいし。細々とした実務は、全部野長瀬がやってるんでしょうか。経費で落としてもくれるんですねぇ。でも、そんな野長瀬さんにたいして、とことんタカビーな由紀夫ちゃんなの。

「ようやく見つけたコインロッカーのNo.21は、すでに空だった。けれどドアの内側に、自分あての手紙を、由紀夫は発見する。決心した、妻と娘に手紙を届けて欲しいというメモと、数万円の現金。間に合わなかった、と、ロッカーに体を預けた由紀夫は、「会ってすまないと言いたい」と言った戎岡を思い出す。「…俺もあの時」ふいに思った。自分の大事なものはロッカーの中で、自分は、「あの時」。何かが伝わってこないかとロッカーに額を押し付けた由紀夫は、髪をほどき、走り出した」

か、髪が!いつもきっちり結わえてる髪が!一筋パラって落ちて、こ、これがいいっ!やっぱりくくってちゃダメだって由紀夫ちゃん!こ一筋パラってのが、いいのよ!一筋パラってのが!

「奈緒美に電話をかけ、由紀夫は戎岡の住所を聞く。いいから帰って来いと言われて、手紙を頼まれたから届けるだけ、と答える由紀夫は、何か企んでるでしょう、と言う奈緒美に、何か思い出すかもしれない、という切り札を出す。そう言えば何でも言う事聞いてくれると思ってるでしょうと言われ、でも、聞いてくれるはずだと由紀夫は思う。ジュリエット星川の、誰か死ぬって言う発言もあり、とにかく帰って来いというのに、刺激があればいいって言ったのそっちじゃん、と突っぱねた由紀夫は、結局、戎岡の住所を聞き出す事に成功した」

奈緒美!奈緒美ったら、それ年下の男に貢いでるハイミス(ふっるい言葉やなぁー!)そのものやで!「そう言えば何でも言う事聞いてくれると思ってるでしょう」って、なんか、いいなぁ!由紀夫ちゃんは、そう思っているんだ!記憶が戻りそうって言えば、この人は何だって言う事聞いてくれるって!うっわ!なんてタカビーなのっ!なんか、結構、自分の回りの人間、誰にだってタカビーな由紀夫ちゃん、大好き!電話してる時の、「うっとーしぃなぁ、さっさと教えろよ」的な表情もいいなぁ!このシチュエーションって、年上の女から貢がれてはいるけど、自分は、自分で、別に好きな女もいて、とにかく金だけ引き出そうとしてるって雰囲気ですね。「刺激があった方がいいって言ったのそっちじゃん」ってので、もう、別に女がいるのも知ってんだろ!?って言ってる感じで。うわ!なんてひどい男(笑)!でも、似合うから許す(笑)

「早朝。戎岡の家に到着した由紀夫は、あちこちに、ヤクザが乗った車が停めてあるのを見て、そいつらに見つからないよう庭の方から忍び込み、戎岡の手紙を奥さんに渡す。家に上げられ、会ってすまないと言いたかったって伝言を伝え、彼がどうやってるか聞かれる由紀夫。自分は知らないと答えた由紀夫は、戎岡がガンで余命3ヶ月だと言う事を告げられた。お金のために無茶をしようとしてるのなら止めて欲しいと頼まれるが、でも、そうしないと大事なものをなくすかもしれないと答える。そこに電話がなった。娘が出て、何も言わない相手に、何度ももしもし?と言ってるのを聞き、戎岡からだと由紀夫が言う。妻にも、娘にも、一言も喋らなかった戎岡に、由紀夫はまだ写真も撮ってないし、約束を果たしてないと言った」

庭に忍び込む時のスピーディな事!手のひらを合わせて顔に当ててる仕種がすごく好きでねぇ!なんか、いいねぇ!電話の時の、ちょっと髪じゃま、っぽい感じも!

「戎岡に指定された喫茶店に由紀夫はやってくる。一番奥の席に彼はいて、鎮痛剤の注射をしたばかりという様子。すぐ立てる、どうせなら立って写真撮って欲しいという戎岡。ハトは、やっぱり死んでしまい、ここに来る途中、埋めて来たという。君の意見を聞かせてくれと言われ、由紀夫はコインを投げる。コインは裏で、止めろと言ってる。「表だったら?」「止めて」奥さんは、そんな事を望んでいないと止めようとする由紀夫。けれど、未来のない彼は、妻と子に何かを残したいという。二人へのギフト。渡された銃を持ち、写真に写る戎岡。いつの間にか、すっかり落ち着いた戎岡は、由紀夫を抱きしめる。君に出会えた事を心から感謝すると言われ、小さく微笑んだ由紀夫も、彼を抱きかえす。過去のない男と、未来のない男として」

これはね!まずは、コインを投げて、受け止めた時の手!由紀夫ちゃんの指はいいんです!戎岡の家を探してる時に、新聞兄ちゃんに尋ねた時の「あっち?」って言う手!人差し指だけじゃなく、なぜだか小指も差してるんだなぁ(笑)このコインを手の甲で受け止めた時も、ピタって手の甲に置くんじゃなくって、人差し指メインで、ピンと伸びるの。綺麗なの!写真展を見に行った時、この人の指は手の平に対して決して長くはない、と確認したはずなのに、指が長くて綺麗に見える!しゅっごーい!後、銃を出された時の、あわわっって感じもいいし、抱き着かれる前の、え?何々…?っておどおどさもいいしっ!もー、タカビーなくせに、どっかへたれなんだからぁ!もちろん、「表だったら?」「止めて」って間髪入れない「止めて」もグー!!

「日本大栄建設に戎岡がやってくるのを、由紀夫はじっと見ていた。奈緒美が到着し、マスコミが殺到するのを振り切ろうとしたところに、戎岡は銃をかまえて近寄って行く。額につきつけ、引金さえ引けば、それですべてが終わる。けれど、戎岡には引く事ができず、取り押さえられた。ホっとして、取り押さえられている戎岡をののしった奈緒美は、ビルの屋上から本当の殺し屋に狙撃され、血まみれで倒れた。自分がやったんだ!と言う戎岡が朔原たちに連行されるのを、由紀夫は見ていた。手の平に拝むような形で、ポラロイドを挟み。ふと宙を見上げ、その場を離れる。どうしてもトカレフが撃てなかった戎岡は、素晴らしくカッコよかったと、本当に狙撃した男より、カッコよかったと、由紀夫は思っていた」

真剣な表情で、じーって見つめててね!また、私の好きな手の平を合わせて顔にあてる仕種がね!もー、好き好きーっ!本当に笑うと、綺麗だし、可愛いし!何者なんだ由紀夫!いつも、割と3枚目な役をしてる殺し屋さんも、なんか、えらいカッコよかったしな。戎岡さんもカッコよかった。何か大事なものを守ろうとしてる人はカッコいいもんですねぇ。でも、だからと言って他人を殺す事は出来ないという、いたってノーマルな神経。かっちょいー!!

「ビデオ屋に帰ってくると千晶が待っていた。謝らなきゃいけない事があるの、という千明に、カメラだろ、とじっと睨む由紀夫。カウンターをコンコン叩かれ、うわぁー…と首をすくめる千晶に、でもいいの。新しいの買ったからと、由紀夫はあっさり言った。そんな風に優しい事を言われた事のない千晶は驚いて顔を上げた。「なんか今日、優しいねぇ。何で?何かいい事あった?」チラっと宙を見上げ、「あった」と、ふんわり微笑みながら、手首を返して千晶の鼻からおでこをからかうようにかすめる由紀夫。そこに奈緒美が飛び込んでくる。無事!?と言われ、うんとうなずく。何してたの!という奈緒美に、「いろいろ。楽しかった。ちょっと眠いけど」と笑う由紀夫は、聞きたい事あるんじゃないの?昔の事、と、話し出す。由紀夫は、あの時、大事なものを誰かに届けようとしていた。それは、ロッカーの中に入っている。それが何か、どこのロッカーに入ってるか解らない。そして、誰かにすまないって言いたいって思ってた。でも、それも誰かは解らない。「おやすみ」部屋に上がって行く由紀夫。ジャケットを脱いだだけの姿で、由紀夫はベッドに仰向けに横たわる。撃てなかった戎岡を思いながら、手でつくった銃を宙に向ける。戎岡は背後関係について一切喋らないまま、死んで行った。そんな戎岡に出会えた事が、由紀夫は、なんだか嬉しかった。コインを投げ、柔らかな布団にくるまり、由紀夫は眠った」

いやぁーん!今回、可愛い由紀夫ちゃんが少ないよぉー!と思ってたら、このラスト数分に凝縮!うわぁ!もう勘弁してくれ!あの、千晶とのシーン!不機嫌な顔から、一転、「(いいこと)あった」って笑う顔!そんで、あの、ちょっと鼻からおでこに触れるように手を動かす仕種!!あきゃーっ!!スローで何度見たと思てんねん!!そんで、また、奈緒美が来てからも!そうかぁ、誰かに「すまない」って言いたかったんだねぇ!?もう、ねーさんそれだけで大喜びだよ。まったくぅ!しかし、年上のパトロンから何してたのって聞かれて「いろいろ。楽しかった。ちょっと眠い」って…。それって、シチュエーション変えたら、えっらいセリフ!しかも「聞きたい事あるんじゃないの?昔の事」って…(笑)本当に、パトロンとツバメだったらえらいセリフですわな!?ベッドでは、今日は、ラブリィなお寝間姿じゃありませんでしたけど、それでも、十分可愛い!もう何を言っていいのか解らない程に、どこをとっても可愛いんじゃあーっ!!こんな由紀夫ちゃんが、羽根布団にくるくるってくるまってたら、そのまんまひっくくって担いで逃げてやるぅー!!

来週のゲスト「桃井かおり」

おー!拓ちゃんのツレ!さぞかし素敵な話になることでしょう!

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